愛読書『香と日本人』 | エイジレスアロマで45歳からの綺麗をつくる  

エイジレスアロマで45歳からの綺麗をつくる  

「45歳からの綺麗と自信を作る」をテーマに、千葉市美浜区打瀬(海浜幕張)の自宅サロンにて
【ゆとり美人セラピー】
【エフェクティブタッチ®アロマフェイシャルトリートメント】
【ニールズヤード認定アロマ基礎クラス】しています。


『香(かおり」と日本人』
このブログタイトルは
稲坂良弘先生の著書のタイトルです。


昨年秋に稲坂先生のセミナーを聴いて感動して、
私の愛読書になりました!


日本人と香の文化について非常にわかりやすく書かれていて、


「香りというもの」についての本質も知ることができる、
バイブル的な存在だと思います。


180ページほどの薄い文庫本ですが、
私は一度では頭に入りきらず、
何度読んでも発見があるくらい
深い内容です。


稲坂先生は香十の代表であり、
和の香の伝道師として世界を回っていらっしゃる方なのですが、
もとは演劇人であったそうで、


なるほど、
セミナーでのお話は
物語を聴いているような面白さ、
ワクワク感がありました。


本もまた、
まるで舞台を観ているような気持ちになる
ドラマティックな文章で楽しいです。


1400年にわたって続いてきた日本人の香文化。


中でも「源氏香」は有名な組香ですが、
日本人と香りの深い関わり、感性、教養、遊び心を感じ本当に感嘆します。



源氏香とは。
香り5種を1種5包ずつ合計25包を打ち混ぜ、
その5包を取って焚き香りを判別する。
縦に5本の線を並べて書き、
右より1炉から5炉までとし
同香の頭を横に結ぶことによって
52の図を作る。
源氏54帖の初帖「桐壺」と終わりの帖「夢の浮橋」とを除いた52帖に当てた図で回答する。
(広辞苑より)





この図形がまた、
驚くほどシンプルかつスタイリッシュですよね。
(『香と日本人』の本の表紙にもデザインされています!)



縦線だけの組み合わせで52通りあり、
それが源氏物語とリンクしていて、
香りを源氏物語で例える、
って!!


本当に素敵です。
(素敵という表現があまりにチープで恥ずかしいほど)


この源氏香の図形は
香道具のデザインにも多用されたとのことですが、
私はこのデザインの香炉を先月初めて目にしました。



サントリー美術館で開催されていた
「左脳と右脳でたのしむ日本の美」という展示会にて。


(上記の源氏香の図形の写真も同展示会にて撮影。この展示会は撮影OKでした。)



精油を使ったアロマセラピーが日本に入ってきたのは
まだまだ最近のことですが、
香りのルーツは同じ。


香り文化は4千年前のインドにはじまり、
西の文化は液体(香油、精油)
東の文化は固体(お香、お線香)
として広がりました。


今その香り文化がどちらも日本で親しまれ楽しめることは
なんとも素晴らしいことだなぁと思うのです。



香りが好きな方、日本文化に興味のある方、
いえ どなたにでも、とてもお勧めの1冊です。



アロマセラピスト/富岡由紀子 

 

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