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★ギア・スイングの話2

GDOブログの閉鎖とともにこちらに引っ越ししてきました。なぜか、ゴルフ販売技術者資格も持っているけど、ゴルフ業界では働いてなかったけど、最近ゴルフ業界に戻りました。自分の気付いた事などいろいろ書いていきます。(^^;) オフィシャル Hdcp 0.

さて、今回は、ウェッジは、3本体制?それとも4本体制がいいのかのお話です。

 
 

 

ということで、、、、

 

 最近のプロのセッティングを見ていると、ウェッジが増えているプロが多いです。

 

まずPGAツアーで、一番多いパターンは、PW 52度 56度 60度です。しかしアマチュアの場合、60度を入れている人は少ないですね。

 

理由は簡単で、難しいからです。

 

難しい理由は、上下のスイートエリアが狭いからです。

 

そのため、入射角が安定していないと、打ち出し角も一定にならないし、距離も安定しません。

 

しかしツアープロの場合、安定した入射角に加え、ツアーの固くて速いグリーンを攻略するため、60度のウェッジが必要になったということですね。

 

プロによっては、64度のウェッジを入れているプロもいて、本当に60度当たり前になっています。

 

それともうひとつの理由が、プロの飛距離の伸びです。

 

プロの飛距離と言うとどうしてもドライバーの飛距離に目が行きがちですが、アイアンの飛距離も伸びています。

 

今や、一番ロフトの立っているウェッジのPWの距離でも、130~150y飛んでいるわけですね。

 

そのため、それ以下の距離を2本で打ち分けるよりも、3本で打ち分けたほうが、易しいことは、間違いないです。

 

一方、PWの距離が100ヤード以下の場合、2本でも対応できると思います。

 

このように、まずPWの距離で、後何本ウェッジを入れるかを考えるといいですね。

 

アマチュアでプロ並みにPWが飛ぶ人は、そんなにいないと思いがちですが、最近のストロングロフトのアイアンだと、PWで130ヤードみたいな人もいるわけですね。

 

そういう場合も、ウェッジ4本体制がお薦めです。

 

ただロフトをどうするかが問題になります。

 

PWのロフトが38度~40度くらいであれば、次は、44度前後がいいですね。その次が50度前後、そして56度くらいでしょうか。

 

PWが、43度前後であれば、次は、48度みたいな感じで、まずは、PWのロフトをチェックしてください。

 

次に、PWでそんなに飛ばないけど、ウェッジ4本体制もアリだと思います。

それは、距離の打ち分けではなく、状況別の場合です。

 

例えば、バンカーが苦手であれば、バンカーショット専用ウェッジでもいい訳です。

 

グリーン周りのアプローチ専用でもいい訳です。チッパーもアリですね。

 

僕のウェッジは、PW 45度 52度 58度なのですが、同じモデルの56度がたまたま中古で未使用モデルがあったので、衝動買いしました。

 

 

そのため、45度 52度 56度 58度になっています。

 

普通に考えると、ロフト間隔がバラバラで良くないように見えます。

 

さて、なぜ56度のウェッジを衝動買いしたかと言うと、この56度のウェッジは距離の打ち分け用ではないからです。

僕のウェッジの距離は、52度 100y 58度 80ヤードですが、これは、このキャリーの距離です。実際は、グリーンの状態次第ですが、52度のフルショットは、バックスピンで戻るので、実際は、95yくらいが多いです。

 

このように距離の打ち分けでは今のセッティングで十分です。

 

 

 

僕が56度に期待している部分は、

 

1:少し距離のあるバンカーショット。

 

これは、58度だと、どうしても少し大きくとか、少し強く振るみたいなところで、ミスが出やすかったのですが、52度だと今一つ、距離感が出ないということもあるので、58度よりも少しだけロフトの立っているので、距離感が合わせやすそうという感じです。

 

2:グリーン周りのアプローチ。

 

58度だと少しロフトが寝ていて、フェースにボールが乗りにくいのと、52度だとボールが少し強くなりすぎるというところのコントロール。

 

3:80ヤード~85ヤードのピンに狙うショット

 

フルショットで、ちょうどこの距離がうまく打てそうです。

 

このように、ロフト設定は、単純に50度、54度、58度みたいにちょうど等間隔で空いている必要はありません。

 

ウェッジは、フルショットではなくコントロールしやすいロフトで選択するといいですね。

 

 

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さて今回は、新製品ではありませんが、テーラーメイドのM2 2017の3Wのインブレッションです。

 
 
ということで、、。
 
 
この間、中古のテーラーメイド M2 2017の3Wを買いました。
 
もう中古で安くなっていたのもありますが、曲がりにくい3Wが欲しかったというのもあります。
 
それで、色々探して、希望に近いスペックのモデルを見つけました。
 
元々、このクラブの特徴はわかっていたので、ポイントはシャフトとバランスでした。
 
僕は、結構クラブのスイングバランス(スイングウェイト)も目安にします。必ずこのバランスじゃないとダメと言う訳ではないですが、この長さのクラブなら、このバランスくらいという基準が自分の中で作ってます。
 
僕が3Wに求めたスペックは、長さ43インチ、バランスD2前後です。
 
軽めのバランスは、重くできるのでO.K.ですが、D4で43インチのモデルは、NGです。
 
後は、グリップがどの程度の重量のものが装着されているかでもバランスが変わるので、50g程度のグリップが装着されているかどうかも確認します。
 
 
さて、それで、前回の記事にも書きましたが、M2 2017の3Wで、IZ-6のXが入ったモデルがありましたので、購入しました。
 
 
僕の中では、最近、軽量硬めのシャフトが好みで、FWも自分のスイングとセッティングにあったシャフトにしました。
 
まず、このM2 2017の3Wですが、構えた感じは、綺麗にストレートです。
 
 
初代M2よりも少し体積が大きくなって、少し易しくなったと評判です。
 
 
ヘッド体積が大きくなった割には、フェース厚は、高くなっていないですね。
 
 
それで早速打って見ました。
 
まず、1球目から芯に当たります。
 
ここも大事なポイントです。
 
合うかどうかは、1球打つとわかるからです。
 
1球目に当たらないクラブは、合わない可能性が高いです。
 
というのも、当たらないと2球目からは、クラブに合わせてスイングするからですね。
 
勿論、それで2球目から当たったとしても、そのクラブは、常にそのような調整をしないと当たらない訳で、1球勝負のコース上では使いにくくなります。
 
 
そして、1球打って驚いたのが、かなりの低スピンです。
 
この15度のヘッドの低スピンぶりでは、回転数が足りなくてドロップする人も多いような気がします。
 
僕も初めに軽く打ったのでスピン量は、マットから打っているのですが、2000回転までいかない感じでした。おそらく、1600回転くらいです。
 
 
次に、ヘッドスピードを上げて打ちました。
 
今度は、ボールも十分上がって、しかし低スピンの弾道で飛んでいきます。
 
これは、飛距離もかなりも出て、プロが気に入る理由もよくわかります。
 
このヘッドは、やはり、ヘッドスピードが速い人向けですね。少なくとも最低でも43m/sが欲しい感じですね。
 
それと、、、直進性の高さが引き立ってますね。
 
ほとんど狙ったラインに曲がらず飛んでいきます。
 
捕まりはそれほどいいわけではありませんが、自分で捕まえられる方であれば、十分コントロールできますね。
 
スライサーの方には、残念ながら、合わないと思います。
 
少し、ドローやフェードも打ってみましたが、フェードの方がコントロールしやすいですね。
 
とにかく、ヘッドスピードが速い人には最適なクラブだと思います。
 
あと、、、FWでもスピン量が多いと感じている人にも合うと思います。
 
 
 
 
 
 
 
さて今回は、自分にあった中古クラブを見つけるポイントのお話です。
 
 
 
ということで、、、、、。
 
ゴルフクラブも中古クラブが、かなりの量出回っています。大手メーカーは、毎年新製品を出して売り続ける訳ですから、大量の中古クラブが、出回るのもしょうがないと思います。
 
また、車と違って車検みたいなものもないですし、中々壊れないことも考えると、壊れて買い替えみたいなこともないわけです。
 
クラブの中では、せいぜい、ウェッジが消耗品と言えると思いますが、溝が減るほど使うのは、結構ラウンドしている人ですね。
 
それで、中古クラブを選ぶポイントですが、
 
1:偽物をつかまない。
 
これは一番重要なポイントです。実際、偽物も中古市場に出回っています。特に人気ドライバーは、偽物の出現率も高いので、信頼したショップや、見極める知識も必要です。
 
2:スペックを確認する。
 
多くの中古ショップは、スペックを計測しています。新製品はカタログ値が参考になりますが、中古クラブは、実スペックがわかるので、必ず確認して下さい。
 
 
3:状態を確認する。
 
中古クラブは、まさに千差万別です。画像があれば、できるだけ、傷の具合とかも確認したほうがいいですね。
 
この3点を押さえれば、後は、自分のスイングと予算に合うかどうかになります。
 
それで、中古クラブのいいところですが、一番は、コストパフォーマンスです。本当に一部のクラブ以外は、基本的に新品よりかなり価格が安くなります。
 
それで、自分に合ったクラブが結構妥協なしに選択することができると思います。
 
そのためには、まず、自分のクラブセッティングに合うスペックを理解する必要があります。
 
例えば、ドライバーが、右へ行きやすくて、FWが左に行きやすいスペックだと、それぞれのクラブに合わせたスイングが必要になります。
 
そのため、できるだけ同じスイングで対応できるスペックがいいですね。
 
その中で、特に必要な機能をチョイスして、クラブ選択するといいですね。
 
選択のポイントですが、まず、ヘッドを決めたほうがいいですね。
 
僕は、今回、M2 2017の3Wを購入しましたが、比較的中古市場にも多いモデルです。
 
それで、特に構えた感じで、傷みが少なく見えるモデルを探しました。
 
次に、シャフトとスペックの確認です。
 
一番、数があるのは、純正のシャフトですが、純正のシャフトでセッティングに合うのであれば、それでもいいですし、僕の場合、他のクラブのシャフトが、DIAMANA B系なので、まず、そのシャフトの装着しているヘッドを探します。
 
それで、同じシャフトの中に気に入ったヘッドはなかったのですが、グラファイトデザインのIZ-6が入ったモデルがありました。
 
 
それを購入したのですが、その理由は、過去にこのシャフトは打っていて、他のクラブのシャフトと違和感がなかったからですね。
 
このように、ヘッドが違っても、合うシャフトをいろいろ試打しながら、理解しているといざ、クラブ選択というときに、迷わなくて済みますね。
 
それと、スペックのところは、長さとバランスも注目したほうがいいですね。中古クラブは長さもバラバラだったりするので、自分に合う長さと、それに合わせたバランスも目安になります。
 
例えば、自分が考える長さよりも、半インチ長かったりして、クラブバランスも少し重めだとしたら、半インチカットすれば、自分の振りやすいバランスになるわけです。
 
逆に半インチ長くて同じバランスだと、短くカットすれば軽くなるので、鉛で重くするくらいしかありません。
 
逆にバランスが重すぎると、短くするくらいし軽くできないので、このようなモデルは避けたほうがいいですね。
 
このように、自分に販売している状態は合わなくても、調整で自分にあわせることもできますので、この辺りも考えてスペックを眺めていれば、自分にとって当たりのクラブも見つかると思います。