★ギア・スイングの話2 -20ページ目

★ギア・スイングの話2

GDOブログの閉鎖とともにこちらに引っ越ししてきました。なぜか、ゴルフ販売技術者資格も持っているけど、ゴルフ業界では働いてなかったけど、最近ゴルフ業界に戻りました。自分の気付いた事などいろいろ書いていきます。(^^;) オフィシャル Hdcp 0.

さて、今回は、距離計測器をラウンドで使うようになって、変わってきたことのお話です。

 
 
 
 
 
ということで、、、、。
 
早いものでもう今年になって3か月になりますね。
 
皆さんご存知の通り、2019年は、ゴルフルールが大きく変わりました。このルールの変化に戸惑っている人も多いと思います。
 
ホームコースでも、色々質問がありました。
 
一番多かったのは、OBやロストの場合、なくなった地点の近くにドロップしていいのかということでした。
 
ホームコースでは、このルールを採用していないので、不可なのですが、ゼネラルルールなのか、ローカルルールで採用可能なルールなのかがはっきり伝わってないですね。
 
さて、それで本題ですが、ホームコースの競技も今年から、距離計測器の使用が認められるようになりました。
 
僕は、以前から、競技以外では使用していたのですが、やはり競技で使えるようになったのは大きいですね。
 
僕が使用している距離計測器は、ニコンのCOOLSHOT PRO STABILIZEDです。
 
 
 
僕は、ホームコースでは、ティショットの時は使いませんが、それは、バンカーまでの距離などわかっているからです。もちろん、ショートホールのティショット時は使います。
 
それ以降、アプローチ迄は、すべて使います。パッテイングは、距離がかなり長いときは使います。
 
それで、変わった点ですが、
 
1:歩測の時間がなくなった。
 
ボールのある地点で、計測するので、今までのようにボールのある地点から、距離表示のあるところまで歩測する必要がなくなりました。
 
さらに、ホームコースの場合、距離表示は、グリーンエッジ迄なのですが、そこからピンの位置表示は、ピンシートに、ポジションがあるだけなので、本当の距離は推測でしか分かりませんでした。
 
つまり、いくら歩測しても、正しい距離かどうかはわからなかった訳です。
 
さらに、レーザー距離計測器だとはっきりピンまでの距離がわかるので、番手の決断も早くなります。
 
2:40~90yのベタピン率が上がった。
 
今まで、この距離が残った場合、そのショットで、OKパットの距離になかなか付かなかったのですが、最近何度もあるようになりました。
 
やはり、正しい距離が分かり、その結果オーバーしたとかショートしたというフィードバックが蓄積されているのが大きいと思います。
 
この辺りは、レーザー距離計測器の方が優位性がありますね。
 
 
実際、ホームコースでも、レーザー距離計測器の使用率は、かなり高まっています。ホームコースは、カートにGPSで距離表示が出るのですが、それはあくまでカートからの距離で、電動カートなので、ボールの位置からではありません。
 
それにいちいち、ボールの横にカートを止めていれば、逆に時間がかかってしまいます。
 
僕もニコンのCOOLSHOT PRO STABILIZEDを使ってますが、最新のモデルは、手振れ防止機能もあり、昔のモデルよりも格段に、ターゲットに当てやすくなっていますね。
 
また、ピンに当たれば、大きく○が表示されるのもいいですね。
 
 
他にも、評判がいいのはブッシュネルですね。結構プロ使用率が高いです。
 
 
価格もそれなりに高いですが、ピンに当たると振動で知らせたりとこちらもストレスなく使えますね。
 
単に残り距離を計測するだけなら、どのタイプでもいいですが、やはり、ショットの精度を上げるのであれば、レーザー距離計がおすすめです。
 
 
 

さて、今回はスイングの動きのひとつであるパッシブトルクのお話です。

 
 
 
 
 
ということで、、、。
 
この間ホームコースでラウンドしている時に、ある人から、○○さんのスイングは、パッシブトルクだということを言っていました。
 
僕は、以前にネットなどで言い出して来たときから、その動きは理解していましたが、コース上で、この言葉が飛び交うくらいの認知率になったことに、ちょっと驚きを覚えました。
 
結構ゴルフスイングは、専門用語がよく使われます。
 
さらに、複雑なのは、英語から来た言葉が多いわりに、日本語英語に変わっていることも多いからです。
 
ダウンブローなどは、まさに英語にはありませんが、日本語としてのゴルフ用語としては、分かりやすい言葉の代表だと思います。
 
他にも、オーバードライブなども、英語のゴルフ用語では使われませんが、日本語としてはわかりやすいですね。
 
さて、それでパッシブトルクですが、僕はこの言葉の語源は知らないのですが、この言葉だけでニュアンスが伝わらないので、海外から使われ始めたのではないかと推測します。
それでこのパッシブトルクの意味ですが、トップでクラブを背中側に倒すような動きをすることにより、発生するトルク(ねじれ)のことで、いわゆるバックスイングをアップライトに上げて、ダウンスイングの時にフラットに戻しながらオンプレーンにスイングする中の動きの一部です。
 
最近調子のいいプロもこの動きをスイングに取り入れてたりしますね。
 
今平プロのスイングもまさにそうです。
 
 
 
 
 
バックスイングからトップまでは、アップライトに上げています。
 
 
 
 
 
トップから切り返してシャフトを寝かせてから、オンプレーンに乗せて、インパクトしています。
 
まあ、正面から見て、ダウンスイングでタメが大きく見えるスイングは必ずこのパッシブトルクの動きになっています。
 
しかしほとんどのアマチュアのスイングの中にこのパッシブトルクの動きを取り入れているスイングをしている人は、本当に少ないです。
 
実際ホームコースでこのスイングをしている人もパープレイ前後でラウンドしている人です。
 
 
アマチュアのスイングにこの動きが浸透しない理由ですが、やはりまっすぐ飛ばしたい気持ちがこの動きを否定するように思います。
 
 
つまり、重心距離があるクラブは、インパクト前までは常にフェースが開こうとする挙動になります。
 
そのため、フェースを戻す動きを早くしたいですし、フェースを開く方向にはクラブを動かしたくないと本能的に感じます。
 
それがダウンのタメをなくす原因ですし、結果的に不安定なスイングの原因にもなります。
 
それで、このパッシブトルクを取り入れたスイングをするためのポイントですが、右手の脱力とシャフトクロスにならないことにかかっています。
 
まず、バックスイングからの切り返し前後で右手を脱力しながら切り返しができると自然にこのパッシブトルクの動きになります。
 
なぜ脱力が必要かの理由ですが、クラブを持った腕の位置が垂直よりも背中側に来ていると思います。その結果、脱力すると自然と、背中側に倒れこむ形になります。
 
それと、シャフトクロスを薦めない理由ですが、シャフトクロスの場合、クラブヘッドが体の前側になります。
 
その為、クラブヘッドは、身体の前に行こうとして、腕は体の背中側に行こうとしてしまうので、スイングの動きが複雑になります。
 
やはり、正確な反復ができるスイングを目指すと、このような複雑な動きは、修正したほうがいいと思います。
 
皆さんのスイングにパッシブトルクは、取り入れていますか?
 
 
 

AGOのスプリングフェアはこちら!!!ここも結構安いのでお気に入りです。

さて、今回はいいスコアを作るために考えなければならないことのお話です。






ということで、、、、。


皆さん、ラウンドするときに、何かスコアでの目標は、持っていますか?

例えば、100を切りたいとか、ベストスコア更新とかですね。

もちろんスコア以外の目標を持っている人もいると思います。18ホール完走というのもあるかもしれません。

しかし、いいスコアを作る目標を持つのは、上達においてとてもいいことだと思います。

その理由は、いいスコアを出したいと思えばどうすればいいスコアが出るか考えるからですね。

例えば、明日ラウンドになったら前日練習場で打つという人もいるでしょう。また、前日練習して、コースでその通りの弾道にならないと訳がわからなくなるのが嫌で、前日練習は必ずしないという人もいるでしょう。

これは、方法論としては、どちらもアリですね。

全く違うことですが、ラウンドでいいスコアを出したいという目的は同じだからです。

さて、話は変わりますが、PRGRレディースで鈴木愛プロが優勝しました。前週のダイキンオーキッドでは、予選落ちでしたが、見事な優勝でした。

プロゴルファーの場合、試合をターゲットにスコアを作る準備をしています。

鈴木愛プロも勿論開幕戦から優勝する準備を重ねてきたと思います。

ただ開幕戦では、予選落ちというプロにとっては最悪の結果でした。

それで、今回のPRGRレディースで優勝したのとの違いは何でしょうか?

実は、たいした違いはないと思います。技術的に前週と今週で大きく変わることもありません。

他の人よりも、パットが入ったというのが最大の違いだと思います。


それよりも、試合に勝てる準備ができているかが大事です。

プロは、試合に勝つための準備を色々考えて工夫しながら実践しています。勝つかどうかは、その時の他のプロよりも、いいスコアが出ているかどうかなので、自分のベストなプレーができたからといって必ず勝てるわけではありません。

しかし、大事なことは、いつも試合前に勝つ準備をしていることです。

それで、いいスコアを作るために大事なことは、

1:手の届きそうな目標を作る。

これはスコアの話で、ベストスコア更新でもいいですし、30台をハーフで出すでもいいです。手の届かない目標は、どうしても無理で当たり前という気持ちになるので、うまくいけばできるかもくらいの目標がいいですね。

2:目標を達成するべく、事前準備を考える。

目標を決めたらその目標達成のために何をすればいいかを考えます。例えばパットが苦手なら、家で、毎日10分だけ、絨毯の上で転がすでもOkです。

スライスがなかなか修正されないのであれば、家でクラブを持たずにシャドウスイングでもいいです。

この事前準備を考えることが大事で、ここが目標達成できるかどうかの鍵だと思います。

コーチに習っているのであれば、ここはコーチが考えてくれて、アドバイスくれると思いますが、自分で考えることもかなり大事です。

3:考えた事前準備を実践する。

これも結構大変ですが、準備をなかなかできないことまで考えてしまうと計画倒れになるので、できそうな準備を考えたほうがいいです。

お薦めは、毎日、10分だけでいいので、準備にかけるといいですね。

毎日クラブのグリップを握るだけでもいいです。
グリップの力加減を確認するでもいいです。

そして、上手く行ったら、継続してほしいです。

それが上達に繋がると思います。

皆さんも一度、事前準備を工夫するとスコアに繋がると思います。