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★ギア・スイングの話2

GDOブログの閉鎖とともにこちらに引っ越ししてきました。なぜか、ゴルフ販売技術者資格も持っているけど、ゴルフ業界では働いてなかったけど、最近ゴルフ業界に戻りました。自分の気付いた事などいろいろ書いていきます。(^^;) オフィシャル Hdcp 0.

ウェッジの選択と打ち方のマッチングとは?!

 
さて、今回は、 ウェッジの選択と打ち方のマッチング のお話です。
 
 
 
ということで、、、
 
 
皆さん、ウェッジは、どういうタイプを使ってますか?
 
1:アイアンと同じ
2:ウェッジだけ別モデル?
 
全体の中でいうと、アイアンと同じウェッジという人も結構います。
 
代表的なブランドは、ゼクシオ です。
 
やはり、アイアンも売れているので、アイアンに合わせてウェッジもということですね。
 
このアイアンセットと同じモデルのいいところは、同じ流れのシャフトや顔で、違和感なく使えるところです。
 
例えば、アイアンがグースで、ウェッジがストレートネックみたいな形だと、ウェッジだけ別モデルという意識が強く働きます。
 
販売する側からいっても、同じタイプだと、薦めて間違いないというところもポイント高いです。
 
それで、いや、ウェッジは、こだわりが、、、、ということで、ウェッジだけ別モデルの人も結構います。
 
プロゴルファーは、ほとんどこちらですね。
 
また、タイトリスト ボーケイなど単品ウェッジも結構バリエーションがあるので、ウェッジは、別というのも、もちろんありです。
 
僕も、ブランドこそ、同じPRGR Tuneですが、アイアンとウェッジは、別物という意識が強いです。
 
 
 
 
それで、プロゴルファーのウェッジへのこだわりですが、日本のプロゴルファーの多くが、新品ウェッジをそのまま試合に使うのではなく、ある程度練習にならして、少し使って使用感がではじめてから、試合に投入というプロが多いです。
 
その理由ですが、ツアープロが使うウェッジは、ほぼノーメッキです。
 
逆にメッキを使っているプロのウェッジは見たことがありません。
 
その理由は、スピンが掛かるためという答えです。
 
メッキのほうが少し、滑りやすいという意識があると思います。
 
もちろん、そんなことないよというデータもあると思いますが、プロの実感として、いろんな芝の状況やラフの伸び具合などトータル的に考えるとノーメッキということになるようです。
 
素材は、軟鉄が多いですね。多いというのはすべてではなく、鍛造よりもむしろ軟鉄鋳造のほうが多いかもしれません。
 
このあたりは、打感云々よりも、曲げやすい素材ということかもしれません。
 
それで、プロユースのウェッジですが、テレビで、タイガーのウェッジは、毎試合新品と聞いてちょっと驚きました。
 
タイガーは、今、テーラーメイドのウェッジですが、ソール形状など、ミルドグラインドになっていて、毎回同じモデルが手に入るということだそうです。
 
タイガーのモデルは、全体がノーメッキかどうかわかりませんが、市販品でもフェース面ノーメッキになっているので、やはり、ノーメッキに対する信頼感が強いのだと思います。
 
それで、毎試合新品だと、スピンがかなりかかるので、そのスピンコントロールをタイガーの技術でコントロールできるということだと思います。
 
ツアープロが新品のウェッジをすぐ使わない理由が、スピンが掛かりすぎるためということなので、(要は、想定よりスピンが掛かりすぎて、バックスピンの量が計算できない)タイガーは、やはり特別だと思います。
 
ツアープロの場合、大体、一か月から三か月くらいでウェッジを変えるようですが、その替え時期は、ラフから打ってポッコンボールが出た時と石川プロは答えていました。
 
これは、プロ独特の表現ですが、スピンの効くアプローチの打ちだし角度は、結構低くなります。
 
逆にスピンが掛からないと、同じ入射角で同じ距離をアプローチしても、少し打ちだし角が高くなります。
 
このあたりの感覚は、スピンが利いたアプローチができる人であれば、実感できると思います。
 
この打ちだし角が高くなることをプロは嫌がりますね。
 
さて、いろいろウェッジのことで長くなりましたが、ウェッジの打ち方によって、打ち方に合わせたウェッジを選択したほうが、結果的によくなります。
 
まず打ち方ですが、アプローチでインパクトで、左ひじを引きながら打つアプローチを多用する人。
 
このタイプは、実は、あまり打ち込まないアプローチになります。また、ややハンドファースト目にインパクトすることも多いです。
 
このようなアプローチに適したウェッジは、こんな感じです。
 
1:ソール幅広め
2:ややグース
 
代表的なモデルとしては、フォーティーンでいえば、DJシリーズとかですね。もちろん、ゼクシオなどのセットのウェッジでもOKです。タイトリスト VOKEYでいえば、K GRAINDです。
 
次に、フェースを開いて打つアプローチ前提で、積極的にソールを使うアプローチをする場合。
 
1:実質ソール狭め。
2:ストレートネック~ほんのわずかにグース
 
代表的なモデルは、フォーティーンであれば、FH Forged V1になりますね。他にもカスタムモデルで、ツアー支給品同等のノーメッキモデルもありますね。
 

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あと、テーラーメイドのミルドグラインド2などですね。こちらもフェース面ノーメッキモデルがあります。
 

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タイトリストボーケイでいえば、ほとんどのモデルが当てはまります。
 
このようなプロ用モデルは、ソールをうまく使うことが前提になっているので、アプローチの種類が一つしかないと、そこまで必要ありませんが、いろんなアプローチテクニックを使うのであれば、あらゆる状況に対応できるウェッジがお勧めですね。
 
これは、いろいろ1本で対応できるからいいというわけではなく、1種類のアプローチしかしないのであれば、もっと簡単にそのアプローチができるウェッジがあるということです。
 
例を挙げて言うと、渋野日向子プロのように、アプローチはほぼピッチエンドランというようなタイプであれば、それにあったウェッジがあるという感じです。
 
但し、彼女は、どちらかといえば、いろいろ対応できるウェッジを使っていますので、いまのアプローチの引き出しに満足していないという表れでもありますね。
 
みなさんの、ウェッジはどうですか?
 
 
 
 
 

さて、久しぶりの記事です。今回はクラブヘッドのバランス調整の効果的な方法のお話しです。

 
 
 
 
 
ということで、、、。
 
最近は、昔ほど、バランスは、D2にしてみたいなこだわりを持つゴルファーが減ってきた気がします。
 
とはいえ、一般的なヘッド重量と一般的なシャフト重量と一般的なグリップ重量を持ち、通常の45インチ程度の長さのクラブだと、自然と従来のバランスに合ったヘッドになります。
 
僕は、バランスに強いこだわりはありませんが、目安にはなっています。
 
そして、シャフトとヘッドが直接接着しているモデルが減っているので、自然とバランス調整の方法も変化しています。
 
僕はツアーでのヘッド重量の調整を見たり、プロやツアーレップから直接聞いたりしているので、この辺りの方法の変化もかなり感じています。
 
昔でいえば、市販クラブの多くに組み立て時にシャフトの中に鉛や真鍮のウエイトを入れて組み立てるケースが多かったです。
 
これは、もともとの設計値の重量よりも、軽くできているヘッドが多いからです。
 
その為、一部のこだわりゴルファーは、工房などで組み立て時には、シャフトにウエイトを入れないでと要望する場合も多いです。
 
しかし、実際問題として、ヘッド重量と指定のシャフト、指定のグリップ、指定の長さで指定のバランスを出すことは、たまたまでない限り、合わすことは不可能です。
 
 
そのなかで、最近のクラブは錘の重量を変更できたりするクラブもあります。
そして、メーカーによっては、その錘で、クラブヘッドの重量調整をできたりします。
 
ただ、その場合、その錘の位置によっては、重心位置が変化し、クラブの挙動も変わったりします。
 
逆にそこを利用して、あえて、そのような調整でスピン量を増やしたり減らしたりみたいな調整もありです。
 
 
それで、実際にツアーで行われている調整ですが、ツアーバンや、メーカーで、プロのヘッドを調整するときですが、プロの場合、ヘッド重量を重くするほうが圧倒的に多いです。その理由は、クラブ長さが、一般的なクラブより短くしているプロが多いからです。
 
それで、ヘッド重量を増加する方法は、ほとんどが、粘着剤(グルー)をヘッド内部に入れる方法です。
 
クラブによって、グルー用の穴がヘッドに空いています。
 
 
PINGのG410シリーズも、穴がありますね。
USモデルのPING G410プラスはこちら!!! 20%オフです。
 
 
この利点は、2つあります。
 
1:ヘッドの重心調整ができる。
ヘッド後方にいれたり、ヘッド前方に入れたり、トウ側、ヒール側など、液体を注入してヘッドを傾けて調整します。ただ、欠点は、厳密に同じ位置になるわけではありません。
 
2:打感がよくなる。
これは、打感=音 というのが、現代の常識なので、プロの場合、少しこもった音を好みます。そして、グルーを入れることで、内部の音の反響が悪くなり、こもった音になり、結果的に打感がいいと感じるようになります。
 
そして、もう一つの方法です。これは、厳密には ヘッド重量ではないのですが、シャフト内部に重量を入れる方法です。ツアープロの場合、これは、鉛の棒などを入れるわけではなく、タングステンパウダーをシャフト先に入れて接着剤で固めます。
 
これって、バランス調整のため?と思われるかもしれませんが、実際には、重心距離が短くなる効果もあります。つまり、大型ヘッドで振り遅れやすく感じる人には、このシャフト先端に重りを入れる方法は、理にかなってます。
 
逆に、単純にバランス調整だけで、シャフト先端に鉛を入れる方法の場合は、当初の設計のクラブ挙動よりも、ヘッドが返りやすくなるので、つかまりにくいクラブをつかましやすくして、右にボールが逃げにくくしつつ、バランス調整するということでは、アリだと思いますが、単にバランス調整だけで、シャフトに鉛を入れるのは、あまりお勧めしません。それなら、鉛をヘッド外側に貼るほうがいいですね。
 
実際、ツアープロは、微調整には、結構ヘッドに鉛を張って調整しています。
 
どこまでこだわるかというのもありますが、クラブヘッドの挙動につながる調整は、知っていたほうが、クラブの性能をちゃんと生かすことができますよ。
 
 
 

PRGRのRSFもグルーを入れる穴がありますね。PRGR RSFドライバーはこちら!!!

 
 

さて、今回は、ヤマハ  RMX220ドライバー 試打インプレッション です。!! 

 
 
 
ということで、、、、
 
ヤマハの新製品の意欲作ですね。ゼロから作り直すということで、従来の延長線上のクラブ開発ではないモデルを出してきました。
 
それが、このRMX220ドライバーとRMX120ドライバーです。
 
このRMX220ドライバーも、120と同じように、初速をアップさせるブーストリングを搭載しています。
 
そして、RMX220はややシャローフェースで、ボールもかなり上がりやすくなっています。
 
 
構えた感じですが。かなり後方にヘッドが長いシェイプです。重心がいかにも後方にありますという感じですね。
 
あとFPが、かなり小さくて、ネックよりも内側にフェース面があります。いわゆるグースネックみたいな感じですかね。
 
 
 
ヘッド前方から見ても、前方から後方にかけてかなり長く薄めになっています。しかし、このヘッドは、10.5度ですが、リアルロフトは、結構立っていますね。
 
 
 
試打したシャフトは、純正シャフトのTMX-420DのSシャフトです。
 
 
そして、このクラブのもうひとつの特長である大慣性モーメントですが、ルール上限の5,900g/㎠に迫る、5,760g/㎠です。
 
スペックですが、10.5度 298gで、シャフト重量54gです。
 
それで、さっそく打ってみました。
 
まず、前モデルのRMX218とは、全く違うクラブです。前モデルのRMX218は非常につかまりがよく、スライサーに最適みたいな感じでしたが、今度のRMX220は、程よくつかまるくらいで、スライサー向けという感じは、まったくありません。
 
おそらくその理由は、、慣性モーメントの増大だと思われます。
 
慣性モーメントが大きくなれば、ミスヒットに強くなるだけではなくスイング中フェース面が変わりにくいということも言えます。
 
つまり、重心距離をいくら短くして、重心角を大きくしても、慣性モーメントの大きさで、ヘッドの直進性が高くなる感じになります。
 
その効果が、ボールを打ってもかなり感じられました。
 
とにかく、まっすぐ打ちやすい感じです。
 
それと、打感も柔らかめながら、弾き感が伝わる感じです。
 
打っていて気持ちいいですね。
 
あと、、、飛距離性能もかなり高いです。
 
このあたりは、ヤマハの狙い通りという感じですね。
 
とにかく今までのRMXの200シリーズとは、別物のドライバーですね。
 
形状的に、好きじゃない人も多いと思いますが、一度打合せてみて、損はないと思います。
 
 
 
 
 
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