さて、今回は、自分のスイングの問題点を解決する方法のお話です。
ということで、、、、
みなさん、自分のスイングの問題点は突きとめていますか?
ここが問題だとわかっている人は、かなり、自分のスイングについて研究している方ですね。
そして、問題点がわかっている方は、その問題をどうしたら解決できるかということを、いろいろ探していると思います。
例えば、”ダメな動きの部分はわかっているが、どうしたら、プロのようなスイングになるのかわからない。”とか、”タイガーウッズの中に入って、どのように動いているか体験したい”というのもよく聞きます。
今は、トラックマンなどの計測器で、クラブの動きがどうなっていて、ボールがどのようにスピンがかかっているみたいなことは、かなりわかるようになっています。
もちろん、GEARSのように、いろんな器具を体につけて、体がどのような動きになっているかを計測する機械もあります。
そして、その動きを習得する練習器具もいろいろ販売されています。
しかし、、なかなかスイングを修正するというのは、難しいですね。
僕も、いろんなプロのスイングを目の前で実際に見て、撮影などしている中で、プロレベルのスイングがどのようなものかは、はっきり理解できています。
動きの理解を助けたのは、間違いなくハイスピードカメラでスイング撮影したからですね。
トーナメント会場で、目の前でプロと会話しながら、スイング撮影をしているので、プロ自身が今のスイングの問題点に気が付かなかったり、逆に気づいていて、映像で確認するというのもよくあります。
延べ人数でいうと400名くらいのシードプロのスイングを見て撮影しているわけです。
もちろん、プロレベルでもスイングの違いは、個人個人でありますが、それ以上に共通点も、見つかるわけです。
その共通点との比較で、スイングの問題点を洗い出す感じになります。
それで、まず、自分の問題点を洗い出す方法ですが、
1:プロのスイングのハイスピード映像を見る。
これは、一人ではなく、複数のプロの映像を見た方がいいですね。特に後方と正面から両方でハイスピードで撮影されたスイング映像です。
今は、昔と違い、YOUTUBEにいろんなプロのスイングが溢れています。
2:自分のスイングをハイスピードで撮影してみる。
比較をしなければいけないので、自分のスイングも撮影してください。スマホで誰かに撮影してもらうのがいいですね。できれば、ハイスピードで撮影できる機能があれば、ベストです。
まず、、、ここが出発点です。 そして、、、まず、問題点を探ります。
ここの問題点の探り方ですが、はじめに見る部分は、体の使い方ではなくて、クラブがどう動いているかを確認します。
後方からは、バックスイングでどのようにクラブが動いて、どのような切り返しになって、どの軌道でダウンスイングになって、インパクトフォローでどう動いているか?
正面からは、手とクラブの関係の中でバックスイング中に手がどう動いているときにクラブがどこまで上がっているかとか、トップでのシャフトの位置や、手の位置。そして、ダウンスイングでの手とシャフトの角度。インパクト時点での手の位置。フォローでの手とクラブの角度などです。
後方と正面から比較するとプロのスイングとの大きな違いが分かってくると思います。
おそらく、ここまでは、自分でスイング撮影した経験がある人は、なんとなく違いが判っていると思います。
撮影したことがない人は、あまりの違いに驚くかもしれません。
そして、何となくでも、一か所でも問題点がわかったとします。
しかし、、、”どうすれば、プロのような動きになるのかがわからない!”
ここで、ほとんどの人は壁にぶち当たるわけです。
それで、いまは、YOUTUBEでもいろんな練習法が出ていたり、いろんな○○打法が出ていたりしています。
それをいろいろ試すのもありですが、やはり、近道は存在しません。
シードプロとの会話の中で、僕が感じたのは、
”どのプロも自分のスイングの動きは理解している” ということです。
映像を見て、初めて自分のスイングがこうなっているだというプロはいません。もちろん、自分のイメージと実際スイングが少しずれているというのは、あります。カメラは、そういう部分も映し出してくれます。
それで、はじめは、自分のスイングを理解することから、始めてください。
これは、家の中でもできます。クラブじゃなくても、それこそハンガーや孫の手でもいいです。
クラブヘッドを想定して、ヘッドがどの向きに向いているかがわかるようなものがいいですね。
もちろん、ベストは、短い練習クラブです。短いクラブのスイング練習機はこちら!!!
あと、ハンドファーストインパクトと腕の回旋がわかりやすいインパクトスナップゴルフスイングトレーナーはこちら!!!
このあたりも室内練習器具としては、おすすめです。
それで、このようなのを持ってアドレスから、自分でコマ送りで動くつもりでスイングしてください。
速く振る必要はありません。1コマ動かして止めるみたいな感じです。
1:アドレス
2:ハーフウェイバックまでの中間
3:ハーフウェイバック
4:トップまでの中間
5:トップ
6:切り返し直後
7:ハーフウェイダウン
8:インパクトまでの中間
9:インパクト
10:ハーフフォローまでの中間
11:ハーフフォロー
12:フィニッシュまでの中間
13:フィニッシュ
ここをスイングしながら、それぞれ止めながら動かすわけです。実際のスイングとは多少違うかもしれませんが、トップの形はこの形とか、インパクトの形はこの形などは理解できると思います。
つぎに、上記の動きをそれぞれ止めたときに撮影します。
そうすると、実際のスイングと、各所で止めながらの形の違いが判ると思います。
ここを、まず、自分の本当のスイングに修正します。
もともと、自分のスイングなので、違いが分かれば、再現できると思います。
これを繰り返しすることで、だんだん自分のスイングの動きが頭の中で整理できると思います。
大事なことですが、この作業を飛ばして、いきなり、プロのようなスイングをしたいと思ってもそこは簡単にはいきません。
次に、形だけではなく、力点も再現してください。
アドレスで、どのくらい両手に力を入れているか、トップまでの中で、手や腕にどのくらい力がかかっているかとか、インパクトでの体重のかかり方、フィニッシュでの体重のかかり方なども再現してください。
これを繰り返し続けることで、自分のスイングを理解することができます。
これで、自分のスイングを動きを理解できたら、今度は、自分のスイングの違いと、プロのスイングの違いを同じようなコマ送りで比較します。
もちろん、基本の体が違うので、松山英樹プロのような顔を逆にねじったインパクトみたいな動きは、お勧めしませんが、クラブの軌道は真似ることができるわけです。
それぞれの位置で、クラブがどの位置にあるかを今度は確認していきます。
あと、、大事なことは、力感は映像にはでません。しかし、、インパクト以外は、手や腕にそれほど力は入っていないのは間違いありません。もし、ぎゅっと力を入れている部分があれば、それは、できるだけ力を抜くようにしてください。
このようなことを繰り返すと、だんだんスイングの動きの修正ができます。
ここまでで、気づいていると思いますが、全く、ボールは打っていません。それは、ボールを打たないほうがスイングを変えることができるからです。
もちろん、ボールを打ちながらでもいいのですが、ボールを打つとボールを当てたり、飛ばすことに意識が行くので、スイングを変えにくくなります。
自分のスイングを理解して、変えたスイングも理解して、その上で、ボールを打ってみる。そして撮影して、また、違いを理解する。
それで、ます、変えたいスイングへのコマ送り という巡回を繰り返すと、スイングの問題点もだんだん解決できるとおもいます。
まずは、自分のスイングの理解からです。
ということで、、、撮影しやすいスマホザウルス スマートフォン用ホルダーはこちら!!!
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