さて、今回は、ヘッドスピードを今より上げるために意識すべきポイントのお話です。
ということで、、、、
皆さん、自分のヘッドスピード知っていますか?
自分で測定器を持っていなくても、今は、ゴルフショップなどの試打コーナーなどで計測できることもできますね。
ただ、その場合注意すべき点があります。
それは、計測器と言いつつ、計測器によって違う結果が出ることです。
これは、あまり計測器という点ではあまりないことですが、ゴルフの業界では、当たり前になっています。
例えば、重さをはかる体重計などの計量器が、使うメーカーによって、体重が、60kgになったり、65kgになることは、まずありません。
せいぜい、60kgが、60.1kgになるくらいだと思います。
しかし、ゴルフの世界では、ヘッドスピード測定器もいろいろあるわけです。
一番廉価版として有名なのは、ユピテル製ですね。
これは、15,000円前後で購入できます。
ユピテル ゴルフスイングトレーナー GST-7 BLEは、こちら!!
高価なものでは、トラックマンのような数百万するものもあります。
しかし、、、高価だからその数字が正しいというのは、ある意味当てはまっていますが、ある意味当てはまっていません。
スピードを計測するのはそれほど難しいことですね。
そのため、絶対数字はあてになりません。
あるショップでヘッドスピードを計測すると、40m/sで、違う計測器を使えば、38m/sということは普通にあります。
そのため、重要なことは、同じ計測器で計測することです。
高価なトラックマンである必要もありません。スピードを計測するだけなら、ユピテルで十分です。
それで、ヘッドスピードを上げる方法ですが、まず、、、上がったかどうかがわかる計測器が必要です。
同じ計測器であれば、どれでもいいと思います。
それで、本題ですが、ヘッドスピードを上げるために大事なことは、何でしょうか?
これをひも解くためには、まずヘッドスピードとは、何かを知る必要があります。
通常ヘッドスピードとは、インパクト直前時点のクラブヘッドのスピードとされています。
すなわちヘッドスピードを上げるというのは、このインパクト直前のスピードをいかに上げるかになります。
一般的にスピードを上げる方法は、力を入れたら上がるというものです。
アマチュアの方に、ヘッドスピードを上げて振ってくださいというと、ほとんどの方が、いろんなところに力を入れようとします。特に両腕、両手ですね。
それは、力を入れる=スピードが上がる という固定概念から来ています。
これが、重いものを持ち上げるだと、力を入れるがほとんどの場合正解です。
しかし、、、これが軽いものだとどうでしょうか?
現在のドライバーのスペックは、300gを切っているモデルも多いです。長さも、45インチ程度と結構長いです。
軽いものを早く振ると考えたときに、力を入れたら早くなるとは限らないと思う人も増えてくるのではないでしょうか?
さて、それで、軽いものを速く振ると考えたときに重要なこと。
1:クラブを軽く扱う。
DWの重量は、大体300g程度が多いのですが、持つ位置、持つ方向によって重くなったり軽く感じたりします。まず、スイングの動きの中で重く感じる場合ですが、アドレスからバックスイングでヘッドを上げて行く途中です。
逆に一番軽く感じるのは、シャフトが地面と垂直になった状態です。クラブ重量は300gで変わりませんが、クラブを持つ手に感じる力はずいぶんと変わります。
そのため、重く感じるヘッドを上にあげてシャフトを垂直にする迄の時間をできるだけ短くするほうが、結果として、クラブを軽く扱うことになります。
次に、ヘッドをできるだけ早く上げるためには、腕の力でクラブヘッドを上に上げるよりも、梃子の原理を使うほうが、使う力が少なくてすみます。
具体的には、グリップする右手と左手の間を支店として、左手を下に押して右手を上に吊り上げるようにすると、ヘッドを軽く上にあげることができます。
2:グリッププレッシャーを緩める。
クラブを軽く扱うことができると、今度は、グリッププレッシャーを軽くすることができると思います。これも、速くクラブを動かすためには重要なポイントです。逆にいくら、グリッププレッシャーを緩めて軽く握ってといっても、バックスイングでクラブを軽く扱う動きができていなければ、必然的に重さに対抗するため、軽くグリップを握ることはできません。
稀に、グリップを緩めて握ってと教えると、勝手に1のような動きで軽くクラブを扱える人もいますが、順序としては、1、2の順で考えたほうがわかりやすいです。
3:ダウンスイング直後にマックスのスピードになるイメージでスイング。
これは、振り遅れを防ぐとか、そういう話ではありません。ダウンスイングで、手が下に降りたときにマックスのスピード、つまり、手が下に降りて、ヘッドが上にある状態がインパクトのイメージでスイングします。これは、キャスティングの防止にもなります。手をまず、先に速く下に降ろそうとすると、キャスティングの動きだと遅くなるのは明白です。キャスティングは、簡単に言うと、ヘッドを早く降ろそうとするために、ヘッドが下りてくるのを手がゆっくり待ちながらスイングする状態だからです。
もちろん、この状態からインパクトまでに腕の回旋なども必要になるのですが、まずは、、上記3つを順序だって試してみてください。
きっと今までとは、違うスピード感でスイングできると思います。ということで、、、ゴルフ用品の春のお得価格はこちら!!!