さて、今回は、ドライバーで、ここ一番飛距離を出したいときのポイントのお話です。
ということで、、、、
ちょっと前のライザップKBCは、池田プロが堂々の優勝でした。2位の上井プロも惜しかった。上井プロは、ドライバーのイップスになったと言う話でしたが、ショットに入る前のルーティーンを変えて少し復活してきたようです。
それで、、、池田プロ、、、飛んでましたね。
BSとクラブ契約していたころは、それほど飛ぶイメージの無かった池田プロですが、クラブ契約がなくなってからは、飛距離アップしているようです。
ライザップKBCでは、テーラーメイドのM1 440を使用していたようです。
しかもバランスは、C5.5でヘッド重量 182gらしいです。
かなり軽い設定ですね。
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しかし、距離は、出ていましたね。
今シーズンの池田プロのドライビングディスタンスですが、なんと 300.21yで、6位です。2016年度は、282.81yで、28位と言うことを考えれば、飛距離アップしているのは明確ですね。
合うクラブを見つけたと言うこともあるかもしれませんが、ちょっと男子プロのスイングがだんだん変わってきたように思います。
それは、、、ややアッパーブローでインパクトしていると言うところです。
プロが、飛距離を伸ばすためには、ボール初速を速くするか、スピン量と打ち出し角の効率化かどちらかになります。
ボール初速が速くなると飛距離は伸びますが、スピン量も増えたりする場合もあるので一概に言えないところもあります。
しかし、スピン量と打ち出し角は、最大の効率化になっていない限り、この数値の適正化で、飛距離を伸ばすことはできます。
実際、この打ち出し角とスピン量の効率化では、男子プロよりも女子プロのほうが効率は良いです。
男子プロと比較して、女子プロのほうがロフトが少ないドライバーを選択していて、少ないロフトのクラブを、アッパー軌道でスイングしています。
このアッパー軌道は、男子プロよりもアッパー度合いが大きいです。
しかし、、男子プロは、あまりアッパー軌道でスイングすることは少ないです。
理由は、アッパー軌道のほうが、方向性を出すことが難しいからですね。
そのため、男子ツアープロのスイングは、インパクト付近では、やや、ダウンブローから、レベル、せいぜい2度アッパー程度と言う感じです。
しかし、女子プロは、4~5度アッパーで打っている人が多いです。
女子プロがアッパーで効率的に距離を出すスイングで、方向性と両立できている理由は、やはり飛距離が女子プロの方が飛ばないからです。
同じスイングでも、飛距離が出ない方が、曲がりへの許容範囲が広いですね。
ところで、最近、小さな身体でボールを飛ばすプロは、男子プロでもアッパー軌道で振っているようです。
USPGAでは、ジャスティントーマスなどがその良い例だと思います。
もちろん、スイングスピードも速いのですが、アッパー軌道で、打ち出し角を上げながら、低スピン弾道で300yをキャリーでかるがる超えるショットを打っています。
池田プロも厳密に計測したわけではありませんが、以前と比較して、ドライバーの軌道がアッパーになっているように見えますね
それと、、、その動きと同時に、インパクトですぐフェースターンするわけではなく、少しボールが離れて少ししてからフェースターンしているように見えます。
ジャスティントーマスも、同じようにインパクト後すぐにフェースターンは行っていません。
この動きで、アッパーによるフェース面の動きの不安定さをカバーしているように思います。
このように、ここ一番で距離を出すために、従来よりも少しアッパー軌道を意識して打つとボールが飛ぶと思います。
しかし、もともとアッパーで振っている人はどうしたら良いでしょうか?
それは、今度はボール初速を上げるために、ヘッドスピードを上げる必要があります。
ヘッドスピードを上げるためには、力を入れて思い切り振るといいと思いがちですが、このパターンは、たまたま当たればいいですが、ミスの確立も増えると思います。
最悪チーピンで、逆に飛ばないと言うことも考えられるので、力を入れて思い切り振ることは、お勧めしません。
僕が、お勧めするヘッドスピードを上げる方法は、バックスイングのスピードを普段よりも少し上げることです。
スイングには、リズムがあるので、少しリズムを早くすることで全体のスピードを上げることができます。
スピードを上げるためには、力を入れてはスピードが上がらないので、力は抜きつつ身体の動きだけを早くすると、飛ばすこともできます。
練習でいろいろ試してみてください。
但し、自分のスイングが崩れるほど早くすると逆効果なので、普段よりも少しだけ早くというところがポイントです。
僕もここは、飛ばしたいと言うところは、スイングスピードをバックスイングから上げるようにしています。
それと、、スイングを始める前に、身体をしっかり動かす準備のため、少し、準備でいろんなところを動かしながら心拍数を普段よりも上げるようにしています。
スイングスピードが上がれば、ボールも飛ばすことができるようになりますので、ぜひお試しください。
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