さて、今回は、ツアープロが考える3Wの役割のお話です。
ということで、、、
最近、ツアープロとラウンドする機会がありました。
ヘッドスピード 55m/sの飛ばし屋の方です。
今年から、キャロウェイにクラブ契約を変更したとのことで、クラブは、大きく変わっていました。
まず、クラブセッティングですが、下記の感じです。
ドライバー:キャロウェイ XR 16 SubZero ドライバー
2I:ナイキ ヴェイパーアイアン
3I~PW:キャロウェイ X FORGED アイアン
ドライバーは、かなりの低重心のUS限定でのドライバーです。
そして、3Wは、XR16が入っています。これは、キャロウェイの中でも少し易しいタイプですね。
それで、プロにセッティングを決めた理由を聞いてみました。
まず、、飛距離ですが、キャリーで、ドライバーが290Y、3Wが280Yということでした。
実は、ボールとクラブの進化で、ツアープロの距離が伸びているということです。
実際、PGAツアーでは、飛距離が300Y超えるプロは珍しくありませんし、3Wのティーショットのシーンも多かったですね。
そして、ここ数年で大きく変わったのが、3Wの飛距離です。
このツアープロも10Yしかキャリーで変わらないということで、DWの必要性が少なくなるといっていました。
全英オープンのステンソンも3Wを多用していましたね。
タイガーが活躍していたころは、それほど、3Wが多用されていませんでした。どちらかというと、刻む場合は、ロングアイアンみたいな感じが多かったと思います。
3Wのロフトは、プロの場合、以前は、14度以下が多かったと思いますが、今は、ほとんど15度のモデルをチョイスしているプロが多いです。
中には、16.5度の3Wのプロもいます。
そして、このツアープロもヘッドスピード55m/sですが、ロフト15度のしかもXR16PROではなくXR16を選択しています。
シャフトは、さすがにXシャフトが入っていましたが、これで、280Yキャリーで、ランが出ると300Y近く飛ぶので、DWの出番は少なそうです。
ヘッドスピードの速いプロが、いわゆるアマチュア向けの3Wが使える理由は、スピン量が少なくなったからです。
実際、弾道をみても全く吹き上がらず300Y近く飛んでいきます。
さて、このXR16ですが、ドライバーで250Y以下のアマチュアが使えばどうでしょうか?
おそらくスピンが少なくなって、ティーショットはよくてもフェアウェイからは、スピンが足りず、距離がでなくなると思います。
今の低スピンの3Wであれば、少なくても、16.5度のロフトの3Wのほうが、ティーショットでもフェアウェイからでも使い勝手がよくなるように思います。
さらにそう考えれば、5Wは、19度くらいのほうがバランスがいいように思います。
今は、あまり日本市場では、このようなロフトが寝ているFWは、あまり販売されていませんが、アメリカでは、販売されているので、今後このようなロフトが寝たフェアウェイウッドが出てくるかもしれませんね。
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