さて、今回は、クラブの振り心地が同じように感じるというクラブ慣性モーメント調整のお話です。
ということで、、、、
最近は、クラブの調整にもいろいろ新しい技術が登場していますね。
そのうちのひとつが、慣性モーメント調整です。
実際、僕は、クラブにこのような調整はしていませんが、バランス合わせよりは、精度が高いクラブ調整だと思います。
いろいろwebなどでみている限りは、この調整をすると番手ごとの振り心地が一緒になる。例えば、ロングアイアンとショートアイアンが同じ振り心地なので、スイングも一つで済む、、、みたいなところがメリットのようです。他にもロングアイアンがスライスしにくいとか、番手ごとの距離差がちゃんと出るというところもあるようです。
まだまだ、すべてのゴルファーに浸透しているところまでは行っていませんが、このような技術も徐々に浸透するかもしれませんね。
さて、、、僕が何故していないかというと、クラブの振り心地を合わせるというところに、自分のスイングにとってのメリットがあまり見いだせないからです。
では、僕の理想のクラブ調整は、、、、こんな感じです。
1:ドライバーからショートアイアンになるにつれて、徐々に軽く打てる感じにしたい。
例えば、ロングアイアンとショートアイアンだと僕の場合、明らかに違うスイングをしています。ロングアイアンの方がバックスイングで肩の捻転が大きく、トップの位置も高い。ショートアイアンの方が肩の捻転も少なくトップの位置も低いという形です。そして、力の入れ具合もロングアイアンの方が力を強く入れて打っていてショートアイアンの方が軽めに振っています。
この感じがリニアに繋がるような調整がいいですね。
そして、その感じで距離差がちゃんと出るロフト設定であればいい感じです。
推測ですが、この場合、慣性モーメントをそろえるというよりは、ロングになるにつれて徐々に大きくする感じかなと思います。
まあ、バランス調整でも、今販売されているクラブは、ほとんどアイアンは、ロングからショートまで同じバランスの物が多いですが、これも、合わせることはわかりやすい調整ですが、徐々に変える調整もありだと思います。
慣性モーメント調整でもそのような形で全部同じにしなくてもいいように思います。
2:とはいえ、クラブを変えても統一したいことがあります。
それは、フェースの開閉のタイミングがすべてのクラブで同じ。
これこそが、僕の理想です。
ドライバーを持っても、アイアンを持っても、アイアンの番手が変わっても、同じタイミングでクラブの開閉ができれば、曲がる率も減りますし、このクラブはすこしかぶせて構えたほうがいいなとか、少し開いたほうがいいなということもなくなります。
まっすぐ構えたら、必ず、まっすぐフェースがインパクト時に戻るクラブがいいですね。
方向性に一番影響するのが、フェースの向きなので、インパクトのフェースの向きが最重要ですね。
ただ、残念ながらいろんなクラブの形状がある中で、なかなかこれがベストというものがないですね。
ドライバーとアイアンなどかなり形状が違いますし、刺さっているシャフトも違います。つまり、ヘッドや、バランスだけでなくシャフトも含めたトータルで考えないとダメということですね。
大きくわけて、ドライバー、FW、UT、アイアンと4つの形状があるので、なかなか難しいですが、これがきっちり調整できるとクラブセットの精度は飛躍的に高まりますね。
そして、もうひとつ大事なこと、、、それぞれのクラブの役割を高いパフォーマンスで実現できることです。
例えば、ドライバーとFW、アイアンが同じようにフェースの開閉ができるセットだとしても、ドライバーでは、距離が飛ばなかったりすると、それはそれで、イマイチとなります。
つまり、、ドライバーは一番距離が出て、さらに、フェースの開閉が他のクラブと同じタイミングみたいなところが理想です。
なかなか難しいですが、未来には、このようなことを計測できる機械が開発されるかもしれません。
そうするとクラブ調整の技術も一気に上がりそうですね。
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