さて、今回は、カーボンとスチールのコンポジットシャフト MCIシャフトの使用インプレッションです。
ということで、、、
まず、、、ラインアップですが、かなり広範囲です。
軽い方でいえば、55gから一番重いタイプが、124gで、7タイプに分かれています。
今回、僕が使っているタイプは、MCI 80 Sで、重量 86gです。
ちなみにこの重量帯のシャフトは、スチールでいえば、NSPRO750 Sが84.6gです。NSPRO850 Sは、91gとなるので、もう少し重い感じです。
しかし、振った感じは、NSPRO850にしても、NSPRO750にしても、MCI 80とは、ずいぶん違います。
おそらくシャフトの剛性も違うと思いますが、シャフトは、重量だけで決めるのは危険ですね。
僕は、基本的にドライバーもアイアンも同じフィーリングで振りたいタイプです。
だから、ドライバーだけ、シャフトが特殊な動きをして一番ボールを飛ばせる仕様があったとしても、その動きがアイアンと違うようなら使いません。
やはり、ゴルフは、クラブ全体のバランスが大事だと思います。ドライバーを打ってもアイアンを打っても同じイメージ、同じフィーリングで振れるセッティングが理想です。
さて、実際にラウンドで使用したMCI 80ですが、ヘッドは、PRGR nabla Blackです。ストロングロフトの鍛造複合アイアンです。
PRGR nabla BlackアイアンのPRGR標準スチールシャフトのインプレッションは、こちらを参考にしてください。
弾道は、標準スチールでは、やや高弾道でしたが、MCIもやや高弾道ですね。PRGRの標準シャフトは、日本シャフト性のやや軽量スチールですが、これとほぼ同じ感じの高さで上がっていきます。おそらくDGだともう少し低い弾道になると思います。
そして、振りごこちですが、PRGRの軽量スチール以上に癖がないですね。
僕が感じるところの癖がないというのは、たとえば、低いボールでパンチショット気味に押えたいと思うと、ちゃんと低いボールが出ます。逆に高弾道を打とうとするとちゃんと高弾道になります。
PRGRの軽量スチールは、押えたいと思ったときにもシャフトが少し走って結果的に少し弾道が上がったりしたのですが、このMCIはそのような動きをしないので、やりたいと思った弾道になりますね。
それと、、、80g代のシャフトの割には軽く感じます。これが、90g以上になると結構重く感じるかもしれませんね。
MCI80は、欠品中とのことなので、この重量帯が一番の売れ筋なのかもしれません。
スチールからカーボンシャフトへの変更を考えている方には、ぜひ試してみてほしいですね。