
ということで、、、
まず、このアイアンですが、軟鉄鍛造ではありますが、結構複雑な構造をしています。
ロングとミドル、ショートで構造を変えています。ロング、ミドルは中空構造に衝撃吸収材を入れていて、ショートは、単一軟鉄の構造になっています。
バックフェース側から見るとnablaのロゴと共に、逆三角形に肉厚になっています。ちょうど打点に当たる部分が肉厚ですね。
最近の軟鉄キャビティのモデルは、結構このようなデザインが増えていますね。少し前のアイアンは、軟鉄でもポケットキャビティみたいなのが多かったですが、やはり、打感をよくしたいという表れなのかもしれません。
そして、構えた感じですが、セミグースという感じで、易しく捕まえやすそうですね。構えた違和感も全くありません。

トップブレードは、キャビティということもあり、やや厚めです。薄いブレードが好きな人には、削りたくなると思いますが、キャビティに慣れている人には標準的な厚さでしょうか?
そして、早速スイング。番手は、まず、7番です。
スペックを見ると7番のロフトが30度とストロング設定ですね。5番はなんと24度です。
打つと打感がマイルドでいい感じです。打った瞬間柔らかくフェースに乗る感じで飛んでいきますね。
ボールも比較的上がってます。そして、ストロングロフトの影響で、7番で自分のクラブより、10Yくらい飛んでいる感じです。
いろんなところで打点を試しましたがスポットも広い感じです。上級者向けの雰囲気はありますが、相当易しいアイアンですね。
フェードやドローも打てますが、大きなスライスにはなりにくいですね。どちらかというと捕まりやすい感じです。
この間、トーナメントを見ていたら、契約プロの矢野プロは、すでにキャディバッグに入れて使ってました。
やはり、易しいのでいいようです。
実際にストロングロフトも特に問題ないようで、プロも、トーナメントで残る距離を易しいアイアンで打ちたいということだそうです。よく使う距離を易しく精度を上げられるクラブを使い、それほど使わない距離であれば、そこは、番手間の距離が空いても気にならず、調整できるみたいです。
このような考え方は、アマチュアにも参考になりますね。
だいたい、教科書的にはクラブの階段をちゃんと作りましょう的なことがよく書かれています。
でも、14本のクラブ均等に使うようなコースであれば、この考え方も正しいですが、いつも自分がよく行くコースだとかどのくらいの距離がよく残るかとか考えるとよく残る距離を中心に打ちやすいクラブセッティングを考えた方がきっとスコアアップにつながりますね。
僕もちょっとストロングロフトのクラブを見直しました。
ということで、、、