タクシーで移動中、台湾の総統府が置かれている建物を通過したので、写真を撮影。
カメラを構えると、こちらから何もお願いしていないのに、
道路の真ん中で車を止めてくれました。
またウィンドウも開けてくれたので、ブレや反射が発生せずに
写真を撮ることができました。
タクシーの運転手さんには
ほんと感謝感謝♪
この建物は見ての通りのバロック建築。
入口の柱はイオニア式。
赤レンガの建物なので、なんとなく東京駅のような感じもします。
この建物は日本統治時代の1919年に完成した建物で、
調べてみると、日本人の
児玉源太郎
長野宇平治
森山松之助
らが建築に関わって完成したものになります。
総統府が東京駅の影響を受けて作られたような記述は
発見できなかったので分かりません。
ただ、東京駅が完成したのが総統府完成よりも前の1914年のため、
日本人が関わった総統府は、少ながらず東京駅の影響を受けていたりして・・・?
ちなみに、東京駅は1889年に開業したアムステルダムの
中央駅をモデルにして作られました。
年代的には、
1889年 アムステルダム中央駅
1914年 東京駅
1919年 総統府
となります。
いろいろと調べると、勝手に連想してしましますが当時、
バロック様式5階建て
左右対称
という建築様式が流行だったようで、東京駅の影響がどうとか
そんな事以前に、単純に総統府も時代の最先端に合わせて
作られた建物だったのかもしれませんね♪
この写真は、別の日に同じくタクシーの中から撮影したもの。
左右対称のとなっているのがわかります。
中央だけ、塔が突出していますが、あれは天皇の権威を象徴するために、
あのようなデザインが採用されたようです。
第二次世界大戦中は、アメリカの空爆で内部が全焼、
多数の死傷者が出てしまった負の歴史のある総統府。
日本が降伏し撤退したあとは、中国国民党政府が大陸より移り、
内部が改装されて総統府として再利用され始めました。
総統府は、平日の午前中に1階部分のみが開放されているようで、
入場料も無料
ただし、見学には
パスポートの提示が必要
になるそうです。
ホテルからも近かった総統府。
内部の見学も旅行のスケジュールに入れようと思いましたが、
優先順位的に、総統府を入れてしまうと他の観光に支障が出てしまうので、
今回は外から見るだけとなってしまいました。
次回、台北に旅行する機会があったときに、内部見学もしたいと思います。
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