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そのことと関連したテーマを今回は書きたいと思います。
先日東京に仕事に行った折に、朝倉慶さんの「2012年日本経済は大崩壊する」(幻冬社)を読みましたが、今年中に起こるであろう経済的混乱がどれほど凄まじいか、これでもかというくらいに説得力を持って述べられているのですね。
それは大震災や原発事故によって大打撃を受けた日本だけの問題ではなくて、この本の帯を引用すれば「世界的な商品高騰、日米欧の国債暴落により世界連鎖危機が起こる」というように世界の経済システムが崩壊するほどの危機が襲ってくるということがテーマになっています。
こういう話を聞くと、放射能被害と同じくデマだとか煽りだとかというふうに捉える人もいるでしょうが、私の場合はなるほどそうだろうな、と妙に納得する気になります。
私にはこの本で述べられている詳細を検証するだけの経済的な専門知識はありませんが、これまでの人生体験で得た人間理解とまっとうな常識感覚を働かせれば、こういうことが起こることはまったくあり得ることだと思えるのです。
なぜなら現在の世界の社会・経済を支えているシステムは、崩壊して当然のものと思えるからです。
今の世界を動かしているいくつかの原理があります。
1.自分だけがよければ、他人はどうなってもよい。他者や自然環境は単に搾取すべき対象である。
2.自分の利益のためには嘘をついてもよい。
3.テクノロジーへの過度の依存。
上記原理が極限まで作用した結果が福島第1原発事故であるといっていいでしょう。
事故の現状・実態が今どうなっているのか、誰が、何が原因でこういうことになってしまったのか、あまりに多くの嘘が重ねられてきて、まったく訳がわからないような状態になってしまっています。
同様のことが金融の世界にも起きていて、今さまざまな商品や通貨・債権への投機的行動はITテクノロジーを駆使した技術によって行われています。
この投機は実体経済をまったく無視した形で行われており、ごく一部の人たちだけがこのシステムから大儲けするようになっています。
けれども、もしコンピュータが暴走してしまったら、その後に何が起きるかは、原発と一緒で誰もまったくわかっていないのです。
さきほど述べた3つの原理にしたがって人間が行動し続けたなら、早晩人類は滅んでしまうであろうことは、子どもが考えたってわかることだと思います。
したがって、今起きている混乱やシステムの崩壊は、当然壊れるべきものが壊れているプロセスなのです。
私はFC2で書いているもう一つのブログ「女神の時代 ~シャーマニズム・アート・意識の進化~」の中で、現在の日本人の心理状態は集団精神病にきわめて近いと述べました。
⇒http://careerart.blog41.fc2.com/
精神病状態というと何かとても良くないものと考えられるかもしれませんが、実はポジティブな面もあるのです。
精神科医療や心理臨床などの心のケアの分野では、心理的問題を抱えている人が大きく変化する前に、一時的に精神病的混乱が起こるケースがあることが知られています。
今までの枠組みをそのままにしては人間は変われないですから、いったん破壊のプロセスが必要になってくるのです。
そのときそのプロセスを経ていく当人は大変な混乱と苦痛を体験します。それがユングなどが述べている「死と再生」のプロセスなのです。
このプロセスを経ていく上で、何かとんでもない不吉な事態が生じていると考えると恐怖にからめとられてしまうので、「必要な調整が行われているのだ」と信じてプロセスに身を委ねる姿勢が大切になってくるのです。
こうした混乱を引き起こす調整が生じているということは、われわれの通常の思考の枠組みを超えた知性や意志が働いているのだと感じることは、人間が本来持っている素直な感性から来ているのです。
ですから発狂してしまったような情報が洪水のように押し寄せてくるこの日本で生きているわれわれも、このプロセスを信頼して必ずよくなると思っていた方がよりよい結果を導くのです。
われわれは優秀な大学を出た人たちが社会のリーダー役のふりをして、利権を貪ってこの世界を無茶苦茶にしていくのを目にしてきました。
原発事故は、そういう社会・経済の構造をこれ以上ないくらいに鮮明に浮き上がらせてくれたのです。
そういう類の人たちは、もうこれから世界で起こってくる事態に対処する能力も意志も持っていません。
彼らが理解しなければならないのは、世界に与えたものは自分に返ってくるというシンプルな原理なのです。
福島の人たちを犠牲にして、自分の利益確保や保身だけに走るならば、それはすべて自分に返ってくることなのです。
子どもだってそのことは理解できるでしょう。
なぜならこの世界とは自分自身のことだからです。この宇宙とは私自身なのです。
何か哲学的で難しいことを言っている訳ではありません。
最も遠く離れた星からさえ、ほんのわずかかもしれませんが、この「私」はなんらかの物理的影響を受けているのです。そうであるならば、その遠い星も大きな意味では自分自身なのです。
イエス・キリストは、天の国に入るためには子どものような心を持っていなければならないと言いました。
今世界が大きく変わろうとしているときに必要とされるのは、子どものような感性なのです。
陰で利権に亡者のようにしがみついている人たちだって、どこか後ろめたい気持ちがあるからなるべくこっそり目立たないようにやっているのでしょう。だからそういう感性がまったくない訳ではないのです。
とにかく、今急激な勢いで人々が覚醒しつつあります。
人類が、世界が一大変化を起こすという史上空前の領域にわれわれは入っているのです。
そうした最高の舞台が着々と進行中なのです。期待しましょう。