尾形光琳の「紅白倍図屏風」
私がどうしてもこの目で本物を見たかった
願いが遂に実現でき、とても光栄に思っています。
尾形光琳の「紅白倍図屏風」
実は、2018年DAFA3試験時の課題 「Analyse d’urne ou deux oeuvres d’art」において
この芸術作品を選び、アートフローラルと芸術作品との関連性について口頭で述べた
思い入れの深い作品だったからです。
【 私は、川と梅の木々との対比のダイナミックさに魅かれ、この絵を選びました。
印象はモダンです。
これは、日本の古典絵画ですが、尾形光琳は梅を着色する為に、着色ミネラルを使い、
更に、濃淡やオウトツを出しているレリーフが見え、立体感を出しています。
私はこれにクラシックさを感じます。
それに対してこの川は、色とりどりの動きが有りながら、非常に平らで、
自然で無い様に描かれています。
梅は、自然主義的な方法で描かれ、川は不自然さを感じます。
これは、広い自然の中に、強いインパクトの現代アートのオブジェがここにあるようなイメージがします。
梅の木々と川の間には、非常に強いコントラストがあります。 この対比にモダンを感じます。
また、梅と川で赤と白を使い、この色相の連続性によって、調和が得られます。
川の旋風の動きの繰り返しも興味深く、モダンのブーケを実感します。
古典芸術と現代美術の融合は、とても興味深いと思います】
という考察でした。 懐かしいですね。
色彩に触れる必然性が芸術作品を見る事によってわかって来ます。
数字が好きな人、語学が好きな人。 夢中で好きになれるものは人それぞれです。
私は色や形や流れを見ていると
心が解放されたような「瞑想」に入っていく感覚が有ります。
この作品を自分の目で見るチャンスが有り、今年一番の幸せかもしれません。
そして車はそのまま南下・・・・・
お気に入りスポット 南伊豆の弓ヶ浜海岸
ハート型に見える?田牛の竜宮窟 ミシュランガイドに掲載 和歌の浦遊歩道
そしていつものように、蓮台寺温泉「清流荘」へ泊。
海と空を満喫した2日間でした
そうそう
最後のこの一枚
私的には凄く面白かったのですが・・・ どんなふうに皆さまはご覧になりますか?
では またお会いしましょうね
クレアシオン ド フルールのホームぺージはこちらからどうぞ