実を結ぶ、夢が叶う確率は。 | マッカイ清美 Officialブログ 

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叶わずに散った想いの数。
そんなことを考えながら
冬の朝日が降り注ぐ自宅の窓辺で
このブログを書いています。
オーストラリアは南半球ですので、
6月は冬のシーズンです。

冬に実を結ぶプルメリア。
オーストラリアでは
フランジーパニーとも呼ばれています。
ハワイではレイに使われる花ですね。

すっかり花も葉も落ちた枝の手前に
表面がツルツルしたタケコプターみたいな
茶色のものがプルメリアの実です。

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プルメリアの花は、
10月の春から晩夏の3月まで
夏の間、次々と咲き乱れます。
一生涯咲き続けるのではないか、と
思うほど数え切れないほどの
花が咲きます。

我が家ではこちらのような
ピンク色のお花です。

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この可憐なお花の実が冬に実を結び
先ほどの写真の
タケコプターみたいな形になり
春を待ちます。

数千、数万の花のうち、
今年実を結んだのはわずか7個だけです。
ラッキー7。
咲いた位置や受粉の状態など
様々な幸運が重なって
わずか7つの実になったのですが、
そんな様子から、
人の夢が結実する確率はどれくらいだろう
とうことをふと、考えてみました。

私の人生は人様からそんなこと無理。
と言われながらも、
叶えた夢の数は多いです。
ところが挫折の数も多いです。

若気の至りで目を覆いたくなるような
結末や(特に恋愛)
勝ち目のない勝負に体当たりしたことも
数え切れません。

まさに数千数万のプルメリアの花のように
実を結ばずに散った想いがあります。
でもその努力は決して無駄ではなかったと
思えることに、木全体 (人生全体) で考えると咲いた花の数には及ばないけれど、
本当にこれだけは諦めないという夢は、
ちゃんと実を結んだからです。

そしてプルメリアの種が熟す頃、
自然に実が弾けて風に乗って
飛んで行くのですが、
その中には数百個の種が詰まっています。

ですから一見、実を結ばずに散った
数千数万の花も全体で考えたら、
たった7つの実でも大勝利を収めたことになります。

しかし、時には青天の霹靂というように
ボッキリ枝が折れるような出来事も起こります。
今朝、大型の鳥の飛来でプルメリアの
枝が折れていました。

そんな時は室内で養生させて根を生やしたらまた庭に戻します。

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自分では植えられたその場を
動くことができないプルメリアの木は、
枝が折れるというアクシデントを経て、
自身の枝が別のところで根付いて行くという快挙に出るわけです!

こちらは同様に
3年前に折れた枝から
すっかり成長した分身。
3メートルほどの高さになり、
お日さまに向かって
ぐんぐん枝を伸ばしています。

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人生も同じようなことが
あるかもしれません。

折られたら新天地で再度
根を広げればいい。
再起を果たすためには、
以前とは違う発想が必要なことも
これまでの安全地帯から飛び出す必要が
あるかもしれません。

けれど、折られたまま枯れるか、
折られたらしぶとく根っこを伸ばすか
それは自分の選択です。

私も度々の人生の挫折のたびに、
折れた枝のような私を養生して
大地に戻してくれるような
出会いがありました。
挫折したからこそ、
出会えた人たちもいます。

お互い花を咲かせましょう。
そして実を結び、
どんどん拡がりましょう。
失敗は肥やし、
挫折は心機一転。
季節は巡り、
また花が咲きます。