今日はオーストラリア人で一番仲が良い友人の
デボラさんとお嬢さんのベッキーさんと
夕食＆映画を見に出かけてきました。
私はネットで映画を見られるＮｅｔｆｌｉｘというサービスを
月決めで契約しているので、もっぱら映画は自宅で
スマホを大型モニターに映してみています。
とはいえ、ポップコーンの香りが立ち込める
超大型のスクリーンどど迫力スピーカーで観る映画
はヤッパリ良いですね。
日本でも公開されるのでしょうか？
タイトルは
Why Him?
日本語にや訳すとしたら、
「なんで彼なの？」
なんでだー、どうしてなんだーという
遺憾の気持ちが込められている感じのタイトルです。
あらすじは・・・
親元を離れ名門スタンフォード大で学ぶひとり娘が、
ある日両親に彼を紹介し
クリスマスを一緒に過ごすことになるのですが、
その彼がひどい言葉使いで、全身いたるところに入れ墨、
さらに女たらしで、不良っぽいとしたら？
一緒に映画を見に行った、
デボラも私も２０歳の娘を持つ女親同士、
いろんな場面が「あるある」な映画でした。
こちらがその映画の予告編。
初対面でこんな彼、腰抜かしてしまいますね。
この不良な彼、実はゲームアプリなどの開発で,
若くして桁外れのお金持ちだったりもします。
インスタグラムもフェイスブックも
アメリカではリアルに２０代で
巨万の富を築いた創業者が多いですね。
登場人物の彼もそうした時代の寵児という設定です。
そういえば・・・
私が高校生時代、
初めて親密にお付き合いした彼を自宅に連れてきたとき、
未成年の彼はなぜか、
スーツ姿で現れたのだけど、
大人ぶって、
こともあろうか、
潔癖症で煙草が大嫌いな母の目の前で
煙草を吸ってしまった。
これには私も唖然としてしまい・・・。
当時は不良っぽい男子がなぜかトレンドなところがあり、
今思えば本当に若気の至り。
そのあと言動も行動も不良な彼とは、
つきあって別れてを何度か繰り返し、
私もそのたびに、ひどく傷つき、
母は頑なに、
その不良彼氏との付き合いに反対し続け、
私はそれに反発するという繰り返しがありました。
そうそう、本当に若気の至り。
自分が現在、
あの時の母親の年齢より年を重ねた今、
あの日の母は、
女として母親として必死に娘を、
なんかこう、
良くないエネルギーから助け出そうとか、
娘を悲しませるような異性から、
体を張って娘を守ろうとしたのではないかと
ふと、そんなことを思った晩でした。
さて、思春期から成人し２０代になった当時の私は、
見た目は誠実でさわやか、
中身は不良外国人だった元夫と電撃結婚して
やがて離婚という手痛いレッスンを経て、
現在は、まったく真逆なタイプの
誠実が服をきて歩いているような夫と再婚しています。
何度も何度もどんでん返しがあり、
ああ、やっぱりアメリカ的、ハリウッド的フィナーレ、
久しぶりに大笑いしてしまったコメディーです。
年頃の女の子を持つ世代の方、
おすすめの映画です。