あと、１週間。この忙しさをどうすればいいのか！
このところ日課のジムにも行けず、
連日３０度を越える真夏日、
寝る間も惜しんで前倒しで仕事しておりましたら
心も体もオーバーヒートしてしまいました。
こんなときは、人もパソコンの同じで
ログオフが必要。
仕事の効率も上がらないので
思い切って携帯もネットも繋がらないところに行って
頭を冷やします。
ということで今日は仕事が休みの夫と
新学期前で休暇中の娘と３人で
こちらの世界に現実逃避してきました。
４７RONIN 公式ページはこちら
日本では赤穂浪士の討ち入りに合わせて公開されたようですね。
オーストラリアでは今、絶賛上映中で、
平日にも関わらず、結構混んでいました。
日本の侍や、武士道に漠然と関心がある人は多いと思います。
中国の皇帝のような徳川将軍が登場したり、
侍が全員英語で会話している世界に、
やれやれ・・・と思ったのですが。
その後、ストーリーにすっかり引き込まれました。
ハリウッド的・武士道とスピリチュアルと娯楽ワールド。
アメリカ的に見ると、日本の歴史上の人物も
こういうアプローチになるのねえ、とか
花魁みたいな登場人物が魔法を使い放題やり放題でとか
女優の身につけている衣装が
不思議なテイストだったりするのですが、
きちんと武士道が描かれていて、
日本の赤穂浪士のストーリーをなぞっています。
英語圏の人たちに日本独特の
忠誠心って、通じるのかなと思いながらも、
浪人に堕ちた武士たちが血判で心をひとつにするところなど
なんだか、ほんとうにグッときました。
ラストサムライで主演のトムクルーズさんや、
渡辺謙さんをも完全に喰ってしまったと言われた
真田広之さんが今回大石内蔵助の役でしたが、
ハリウッド的なカオスの世界で、
彼の周りだけは独自の日本魂があふれていました。
日本の俳優さんで一番好きな方です。
今回、アメリカ人の東洋人ではなく、
日本人の俳優さんが映画の本場ハリウッドで
堂々と渡り合っている姿はほんとうに嬉しかったです。
さて、つかの間の現実逃避でしたが、
大きなスクリーンに、ドルビーサウンドで
時にはどっぷり映画の世界に逃げ込むのも
なかなかいいものです。
日本の赤穂浪士の物語に期待せず
ハリウッドの世界と思ってみるとすごく楽しめる映画です。
おとぎ話のようなグラフィックも凄く綺麗です。
おすすめの映画ですよ。
さて、これからしっかり３倍速で仕事します。