本当にひょんなことで、あるスポーツ界の懐かしいチャンピオンに再びつながりました。
その方のファンである男性が彼が出演した番組の映像ををアップロードしてくださった事が
きっかけになり１０年ぶりくらいに画像で勇姿を拝見しました。
昨年しばらく不振続いていたその方に、何とか元気を出してもらいたいと
昨年私は手紙を書いたのです。
長く第一線で勝ち続けてきたその方にも、
若い新勢力や時代の流れとともに少しづつ勝利が遠のいて
いるように見えました。
しばらくして日本から手紙が届きました。
美しく整った書体には見覚えがあります。
その方の絶頂期だった頃、私は仕事でよくその場に居合わせました。
時は流れ、ご本人は緩やかな体力の衰えを感じていることを書かれていました。
けれど最後にはこう記されていました。
「応援してくださるファンがある限りまだまだ走り続けます」
画像で見るその方はまるで２０代の選手と見分けがつかないほどです。
日々のトレーニングとご本人の精進なくてはありえないことです。
話は変わりますが
先月メキシコからの帰りに機内で「レスラー」という映画を見ました。
往年のセクシー俳優、ミッキーロークがプロレスラーに扮して熱演した
話題の映画ですが役作りとはいえ８０年代の彼の面影はありませんでした。
映画のエンディングを話してしまうのはルール違反ですので
詳細は映画を観て頂く事にして映画の中の彼の役どころの凄みは
一度あきらめかけた彼が自分のプライドを貫くところ。
その迫真の演技はまるでミッキーローク自身の人生に微妙に重なる部分があり
なんとも忘れがたい映画になりました。
話は飛びましたが、前出の知り合いのスポーツ選手のこと。
私がメキシコから戻ったその日に偶然にもその方からの手紙が再び届いていました。
今年に入ってから好調な戦績が続き、復活ののろしをあげ活躍されているとのこと。
とても嬉しい知らせでした。
その方が世間をアッといわせる金字塔を立てることは幻ではないとおもいました。
頑張る人は素晴らしい。
応援が届くと信じて。