「体をみる」ということを知ってしまったら…
発達の捉え方がガラリと変わった
そのサポートの重要性とすごさを感じ、6月から新たな取り組みを始めた。
1か月半の取り組みをまとめ、新たな発達の視点を伝えさせて頂いた。
この視点をくれたのは、群馬県の保健師 町村純子先生。
まず赤ちゃんの抱き方から見えること
よく見るこの抱っこ。
背中は反り手足はまとまらずバラバラ。
うつ伏せにすると
ゆとりあるうつ伏せは発達を促す
ゆとりがないとうつ伏せにしても不機嫌
この左の赤ちゃんをゆとりある右側の姿勢に持っていくには…
肩甲骨をほぐし腋下をしっかりストレッチをかけて上肢を体の前に出しやすくする。
反りが出ないようリラックスをつくる。
そのためのサポートをご紹介。
まちむら式身体調和支援
うたにあわせてマッサージの1つ、
よく使用する、背中~肩甲骨回り、腹部にかけてマッサージ。
腋下もしっかりストレッチをかける。
小児科の外来、健診やワクチンで気になった子、
園医として行かれる保育園で気になる子をキャッチアップしてもらいフォローに入る。
フォローの理由は様々。
お座りできない、ハイハイしないということでお会いしても
寝返りまで遡らなければならないこともある。
自分で座ったのではなく、誘導的に座らせた座位の獲得は
何とかバランスとって座っているだけ、
重心移動が出来ず、身動きできない子もいる。
お座りがどのような形でできているのか、
次の動きに繋がるのかを見て欲しいこともお伝えし、
2例紹介。
3ヵ月健診で向き癖があった赤ちゃん。
保育園で入園してきたばかりで先生たちから心配されていて、
園の健診でキャッチアップされた9か月の赤ちゃん。
寝返りしない、うつ伏せ嫌い、離乳食を食べない子。
早目のサポートで次のステップに移れたケースと、
遅れを取り戻すにはまだまだ時間はかかるけれど、
現状は少し先に進んだケースを紹介させてもらった。
この身体調和支援は動きやすい体を常に準備しておくことができる。
そこに赤ちゃんのやる気!が加わった時に発達が進んでいく、どんどん動きが出てくる。
マッサージだけでなく、その後の遊び、感覚入力を行い体を創っていく。
このセットで発達が軌道にのっていく。
指導後のお母さんの顔が 目が
キラキラ
する。
何か変わりそう!が伝わった証拠。嬉しい瞬間
大切にしたいことは…
遅れが大きいと取り戻すのに時間がかかることも実感。
早ければ早いほど、変化も起きやすい
育児環境からもお母さんが育休中に軌道に乗って欲しい。
そのためには早目のキャッチアップが重要!!
発達の質を見ること。
小児科の先生の役割は大きく、力をお貸しいただきたいことをお伝えした。
質疑応答も4名の先生に発言頂き時間いっぱいお答えした。
科学的な根拠!の言葉もでてきたけれど、皆さん好意的にお話しして下さり、
頑張って欲しいとのエールも受けた。
ここもまた別記事でまとめよう!
たくさんの方に必要な情報が届きますように…