◆第51回目のブログ更新になります。
【キャリア・コンサルティングの今後】
おはようございます。
株式会社クリエイトストラクチャー
人事戦略コンサルタントの栃澤幸孝です。
本日は、キャリアコンサルティングの今後についてお話をします。
この度、厚生労働省はキャリアコンサルタント養成計画を作成し、
平成36年度末までに10万人に増加させる方針を打ち出しました。
政府の 「日本再興戦略」 にも、
キャリアコンサルタント養成を喫緊の課題と位置付けています。
そもそもキャリアコンサルティングは、
個人が適性や職業経験に応じて自ら職業生活設計を行い、
これらに即した職業選択と職業訓練を後押しするものです。
また仕事を通じて、幸福を追求できる社会の実現にとって
キャリアコンサルティングの果たす役割は大きいです。
話が少しそれますが、
多くの企業でうつ病など精神的に追い込まれ、
職場から離れている人が増えており、
うつ病100万人時代になっています。
メンタルヘルスやワークライフバランスの重要性が
認識されてきているのはこの事が関係しています。
さらには今年、
事業場におけるストレスチェックの実施を義務付ける
「労働安全衛生法を一部改正する法律」
が6月19日、衆議院本会議で可決・成立しました。
労働者の心理的な負担の程度を把握するための、
50人以上の事業場で、医師、保険師等による
ストレスチェックの実施が事業者に義務付けられるという話です。
これからの日本は、少子高齢化・人口減少社会となり、
現在の年金制度や社会保険料のシステムを
変更せざるを得ない事態になることは明白です。
国にとって、税金を納める労働生産者はとても貴重な存在です。
職場離脱や労働意欲の減退によって働かない人を出さないようにする
社会づくり、あるいは従業員の精神的ケアもする事が企業側にも
求められている時代なのです。
その際に必要になるのが、
医師や保険師、あるいは臨床心理士や産業カウンセラー
そして キャリア・コンサルタント です。
キャリア・コンサルティングは、キャリア・カウンセリングの面もあり、
個人の精神的なケア、心理的な問題解決のサポートを行います。
またキャリアに関する正しい自己理解を促し、
キャリアプランなどのキャリア開発支援を行ったりすることも
キャリアカウンセリングの重要な役割です。
なぜなら、人は精神的な問題解決によってもたらされる精神的安心感、
安心感を持ちえてはじめて自らの現実と将来を冷静・客観的に
受け止めることができ、建設的に今後のライフキャリアの方向性へ
目を向ける事が可能になるからです。
特に、うつ症状がみられる従業員の方に関しては、
「心の癖」や「認知の歪み」をもっと現実的、
適応的な認知の仕方に改善し、気持ちを和らげ、軽くし、
前向きにしていくことを行ないます。
数年前から21世紀は「心の時代」と言われていましたが、
現実な状況になりつつあります。
キャリア・コンサルティング(キャリア・カウンセリング)は、
どの企業にも欠かせないものになり、
特に管理職の方に求められる能力になっています。
何かの参考になれば幸いです。
株式会社クリエイトストラクチャー
人事戦略コンサルタント
栃澤 幸孝
http://www.create-structure.jp