第50回 続・相談機能 | 人事戦略コンサルタントの栃澤ブログのブログ


◆第50回目のブログ更新になります。




【続・相談機能】




おはようございます。



株式会社クリエイトストラクチャー、



人事戦略コンサルタントの栃澤幸孝です。





本日は前回の続きで「相談機能」について具体的に解説していきます。



*「部下面談」と受け取っていただいてもOKです。





まずは、なぜキャリアアドバイスが必要なのか?



これは2002年8月に厚生労働省職業能力開発局によって



発表された調査報告書に次のように明記されています。





「技術革新の急速な進展など様々な社会経済環境の変化にともない、



個人が主体的に自らの希望や適性・能力に応じて、



生涯を通じたキャリア形成を行うことの重要性が増してきたこと。



そして、そのための支援が必要であること」





こうした背景により会社組織において



管理職が部下のキャリア支援を行う意識が浸透してきています。





しかし、ここで注意しなければならない事があります。




それはキャリアアドバイスの目標は、



あくまでも個人の成長を支援することで、



主役は部下本人という事です。





例えば、





上司の価値基準で部下を引き寄せようとするのではなく、



部下の可能性を信じて、部下の主体的な成長を促し、



本人も気づかない可能性や能力を引き出す事なのです。





なお部下の主体性を引き出すには、2つの方法があります。





1、外発的動機づけ



行動へ駆り立てる力が本人の中になく、本人の行動に対して、



他者から与えられる外的強化(物質的報酬・社会的承認等)



によって行動が引き起こされる場合。





2、内発的動機づけ



行動それ自体が面白いからする、というように、



行動に駆り立てる力が本人の中にあり、



他者からコントロールを受けない。





上司は、内発的動機づけで部下の主体性



を引き出す支援をするのが理想です。






その際に必要な上司の心得として3つのキーワードがあります。




①受容


× 「だいたい君はね・・」


○ 「そうなんだ」




②共感的理解


× 「そんなのダメに決まっているだろ・・・・」


○ 「そうだね、分かるよ」




③自己一致


× 「私が間違いをするわけがないだろ」


○ 「失礼しました。私が間違っていた」





さらには、ステップしていく意識も必要です。





【ステップ1】  信頼関係の構築



【ステップ2】  情報収集(傾聴)



【ステップ3】  助言や支援





過去のブログで何度も解説していますが、



なによりも部下との信頼関係がなければ何もできません。






そのために欠かせないのが、



心得の3つのキーワード と 3つのステップ なのです。






また質問の仕方にも注意しなければなりません。



質問には、2種類あります。



オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンです。




一般的にオープンクエスチョンを多く使用した方が良い



とされていますが、1つだけ注意が必要です。




それは WHY(なぜ) を多様しない事です。





なぜなら、




部下は避難されているようで、



追い詰められているように感じてしまうことがあるからです。





(例) 「失敗(ミス)してしまいました」


→ 


× 「なぜ、失敗したんだ?」


○ 「何がうまくいかなかったのだと思う?」


   「何をすれば、うまくいったと思う?」





上司の心得や質問の仕方で、部下の成長は決まります。





よく部下が育たないと嘆く上司の方がいますが、



まずはご自身の在り方について見直す必要があります。



育たない原因は部下ではなく、自分自身である可能性が高いです。






第49回・第50回と、「相談機能」について解説してきましたが、



すべての詳細までは記述しておりません。




これからも少しづつブログでご紹介できればと思っています。





何かの参考になれば幸いです。




株式会社クリエイトストラクチャー

人事戦略コンサルタント

栃澤 幸孝

http://www.create-structure.jp