第47回 経験学習モデル | 人事戦略コンサルタントの栃澤ブログのブログ

◆第47回目のブログ更新になります



【経験学習モデル】




おはようございます。



株式会社クリエイトストラクチャー、



人事戦略コンサルタントの栃澤幸孝です。




本日は、「経験学習モデル」について解説していきます。




私達は学習といえば、



机上で新たに知識を覚える事をイメージしやすいですが、



しかし一方で、実際の経験から学んでいくという考え方もあります。



それを「経験学習モデル」といいます。





組織行動研究者コルブは、



経験からの学びを以下の4つの段階で説明しています。





①具体的経験 → ②省察 → ③概念化・持論化 → ④試行 



→①






【具体的経験】    それぞれの状況下で、自ら具体的な経験をする



【省察】         自分自身の経験を多角的に振り返る



【概念化・持論化】  他の状況でも応用できるように概念化する



【試行】         新しい状況でも実際に試してみる






ここで強調したい事は企業活動の中で、




上司の方は部下の方に、ただ業務経験を積ませるのではなく、



経験を省みることや概念化する部分まで含めて適切に指導・支援



する事が求められているという事です。





業務報告書や日報などは、まさにその役割を果たしますが、



部下の方にその真意は伝わっているでしょうか?




実際は、ルーティーンワークの1部として、もしくは



会社への報告義務として取り組んでいるメンバーは多いと思います。





なお優秀な社員の方の特徴として、



常日頃から省察(振り返り)をしている傾向があります。





スポーツの世界でも同じです。





トップアスリートで毎日日記をつけている人が多いのは、



まさにこの 「経験学習モデル」 を実行している事そのものです。







なお米国の心理学者のセリグマンは



イヌを非験体とした実験的研究で有名な方ですが、



「失敗は成功の母」 「努力する者が栄光を勝ち得る」 等々



失敗してもあきらめずに努力すれば成功につながると将来に



期待する 『ポジティブ心理学の父』 と言われています。





しかし別の研究では、回避できない失敗が続くと、



努力や挑戦への意欲が削がれてしまう場合もあるとして



これをセリグマンは、 「学習性無力感」 と呼びました。






セリグマンによれば、人のうつ状態は、



これと同様の反応であるとしています。






つまり学習には、2つのタイプがあります。



プラスの学習 


マイナスの学習 





なお効率的な学習方法として有名な、



「スモールステップ」があります。




スモールステップとは、


簡単な問題から取り組んで、徐々に難しい問題に取り組む事。


成功体験を積み重ねていくやり方です。





私達は、



まさにこのプラスの「経験学習モデル」を積み重ねていく事が



よりよい人生を歩む上で、あるいは部下指導にとって必要不可欠



であると考えますが、皆さんはどのように考えますか?





何かの参考になれば幸いです。




株式会社クリエイトストラクチャー

人事戦略コンサルタント

栃澤 幸孝

http://www.create-structure.jp