◆第44回目のブログ更新になります。
【天才ロジャース】
おはようございます。
株式会社クリエイトストラクチャー、
人事戦略コンサルタントの栃澤幸孝です。
今回は、ロジャース(Rogers, C)について解説します。
ロジャースは来談者中心カウンセリングで有名です。
ロジャースはこれまでのカウンセリングがテストによる診断と指示を
中心としたものであり、クライエントの行動変容は一時的なもので、
真の問題解決につながらないと批判しました。
そこでロジャースは来談者の生来的な適応・成長能力を信頼し、
来談者のもつ自己実現傾向を信頼することの重要性を強調。
これが、「来談者中心的カウンセリング」です。
カウンセラーに求められる態度条件は基本的に以下の3つです。
1、無条件の肯定的関心
2、共感的理解
3、自己一致・純粋性
こうしたカウンセラーの姿勢・態度は、その他の理論にもとづく
カウンセラーの技法が異なっても、カウンセラーに求められる
基本的な共通条件であり、カウンセラーとクライエントの深い
信頼関係なくしていかなるカウンセリングも成り立たちません。
少し話はそれますが、
企業活動における部下育成もこれに当てはまります。
上司と部下の信頼関係なくして、部下育成は成り立ちません。
ですので、
上司の方はまずは部下との信頼関係がしっかりと
できているかを確認する必要があります。
自分(上司)はできていると感じていても、
部下はそう思っていないケースもありますので、
第3者あるいは人事部からのアンケートなどで判断してもらう事も
時には必要だと私は考えます。
ちなみにコーチングは使えないという意見を耳にします。
なぜ使えないのか。
それは相手との信頼関係がないのが大きな要因である事がよくあります。
技術やスキルを重視し、あるいは質問攻めをして、
部下の方に半ば強引に考えさせ、
目標などを言わせるコーチングをしている
上司の方がいらっしゃいます。
果たしてそれで結果が出るのでしょうか?
このロジャースの来談者中心的カウンセリングの3つを意識して、
部下の方とコミュニケーションをとっていれば、
時間はかかりますが、きっと部下の方との信頼関係が築けてきます。
その後にコーチングをすれば結果は大きく変わってきます。
ちなみに「天才ロジャース」というのが、本日のタイトルです。
私の勝手な感想ですが、
ロジャースこそ心理学、認知療法や認知行動療法、
NLPやコーチングに大きく影響を与えている人物だと感じています。
なぜなら世界一のコーチで有名なアンソニー・ロビンズも、
ロジャース(上記の学問)から影響を強く受けているという
ふしが多々見受けられるからです。
本日のまとめですが、何事も理論や技術は必要です。
それに加えて心の面にも注目してみてはいかがでしょうか?
何かの参考になれば幸いです。
株式会社クリエイトストラクチャー
人事戦略コンサルタント
栃澤 幸孝
http://www.create-structure.jp