◆第28回目のブログ更新になります。
【理念と理想】
こんばんは。
株式会社クリエイトストラクチャー、
人事戦略コンサルタントの栃澤です。
本日は、「理念と理想」を取り上げます。
第14回でも取り上げた「武田信玄」をもう一度、
登場させたいと思います。
信玄は、「戦わずして勝つ」という孫子の兵法に影響を受けており、
なんと彼の戦歴は、
72戦49勝3負20引き分けとなっており、
負けなかった確率は、9割6分と言われています。
これは戦国時代の大名としては、異例の戦歴です。
戦国最強の騎馬軍団と言われた武田軍の異名は、数値からもうなづけます。
さてそんな信玄ですが、彼のエネルギーは他の大名と違い、
「所有と競争」だけでなく、領民が安らかに暮らしていける世界の構築
という「理念と理想」がありました。
武田信玄は、以下の事を述べています。
「大将の頼むべき城郭とはなんであるか。それは五常を守り、
よき法度をたて、軍法を定め、侍道の吟味を明確にして、
恩を与え情をかけ、善き人を選んで、家老・出頭・役人と決め、
諸人を憐れみうれしがらせることである」
現代風に言えば
「社長の信じるべき企業理念とは何か。
それは人としての行いを守り、
よい就業規則を設け、行動規範を決め、
組織人としての役割を明確にし、
成果を出した者には賞を与え、おもいやりを持って接し、
能力・資質ともに優れた人を採用し、
適材適所に配置し、多くの社員に慈悲の心を持ち、
そしてこの会社にいる事に対して喜びを感じる
ようにすることである」
でしょうか。少し飛躍した解釈があるかもしれません。
売上や出店数を増やすという考えではなく、
お客様には便利で快適なサービスを提供し、
従業員にはやさしい心で接し、頑張った者には
きちんと評価し賞を与える。
そして何があっても慈悲の心で接する事。
そうすれば、従業員もこの会社に入って良かったと
喜んで働くようになります。
これこそ、信玄の考えである「理念や理想」そのものです。
現代でも十分に通用すると思いますが、
みなさんはどうお感じになりましたか?
信玄ファンが増える事を期待しています。
*参考文献 「武田家百目録」 著者:小島 勇 出版:武田神社
株式会社クリエイトストラクチャー
人事戦略コンサルタント
栃澤 幸孝
http://www.create-structure.jp