タバコの臭いやカビの臭い、ペットの臭いプロの消臭・脱臭はこれ! | おそうじクラブマスコット「シャイン」のブログ

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暖かくなっきたからか、ここ最近は消臭脱臭の仕事が多くなっています。
特に、ここ数日では、入居予定のマンションがタバコの臭いが気になるのでなんとかしてほしい、あるいは中古で大型冷蔵庫を買ったんだけれども、何と中に肉の固まりが入っていてあり得ないくらいの臭いがするとか、ネコがベッドにおねしょしたんだけれども臭いがキツくて何とかしてほしいなどなど。

そんな時に一般的にはどうするのでしょうか?
消臭剤を使うという方が手っ取り早く一番多いかもしれません。
でもきっと効果が無いというのがほとんどどと思います。

なぜなら、消臭剤は臭いの成分を包み込んで、別の良い香りで臭いを気にならなくするというパターンが多いかと思うのですが、ほぼ一瞬で効き目がなくなります。

結局の所、もともとの臭いの原因となる物質を何とかしなければどうしよもないのです。

そんな時に、プロが考えるのは臭いを消すというより、原因となる物質を取り除くこと、次ぎに残った臭いの成分を分解して別のものに変えようと言う事です。

おそらく今一番安全でよく効くのがオゾンによる消臭でしょう

これはオゾンの酸化作用を利用するわけです。
オゾンはO3で表され、酸素原子が3つ集まったもので、とても不安定なのです。
Oを1個分離してO2つまり酸素になろうとします。それが強い酸化作用を生む事になる訳です。

臭いの原因となる物質に作用して、臭いの原因物質を化学反応で別の物質に変えてしまうのです。その結果臭いもしなくなるというのがオゾンを使った消臭の原理なのです。

プロはこの手法を中心に考えて消臭方法を組み立てて行きます。

特に臭いがキツい場合は前処理として、オゾン水として作用した方が効果が増すので、水蒸気を噴霧するのですが、そこに臭いの成分にあった、化学反応系の消臭剤を一緒に混ぜる事で一石二鳥を狙います。
この時に臭いの成分によっで何種類か準備してあります。

こんな感じで前処理をしてオゾンを発生させると、ほぼいやな臭いが消えてくれます。

だいたい、これで大丈夫なのですが、中には壁や天井の奥底まで臭いが染み付いてしまっているケースがあります。

そうなると、消臭後時間が経過するとじわじわと奥底から表面に臭いが出てきたりします。元のにおいからすれば微々たるものですが、気になる方はこれも許せないケースもあります。

残念ながら、オゾンは時間の経過とともに濃度が薄まり消臭の力がなくなってしまいます。当たり前と言っては当たり前なのですが。

つまりじわじわと臭いがあとで発生した時にはオゾンが無いということです。
そこで、そのための対策は表面に長く消臭する効果がとどまるようにするということになります。

その方法が、コーティングという方法です。
当社では、特許取得品のオキシアップという無光触媒を使っています。
光が無い状態でも消臭や抗菌の力を継続するという優れものです。

ここまですると、オゾンで瞬間消臭し、オキシアップコーティングで長期消臭を継続するという理想の処置になります。
ただ、問題はさすがに特許取得品なので効果は高いのとともにご予算も必要という事です。
長くなったのでこの件はまた機会があればご紹介したいと思います。

消臭は原因物質を取り除くということを、中心に考えると解決につながるということを覚えておきましょう。