🌱2025新年度ブログ説明会
(随時追加していきます!)
本当は塾で一般向けの説明会をしたいのですが時間が取れないため、
今年は当ブログにて書きたいことや資料を発表しようと思います。
主に小中学生向けの内容です。よろしくお願いいたします🙇
2.定期テストはどうする、どうなる
今回は当塾中学生の指導軸の一つになる「定期テスト」について説明します。
まず当塾の指導についてご確認ください。
●本校は西野中、福井野中の進度を基準にした平常授業進度で進めています。
→他中学の生徒も在籍しています。ただ中学校によって進度に差が生じたり、西野福井野とは異なる単元順で進む教科も中にはあります。サポートは完全にはできないをご了承ください。
→中3「応用クラス」は学校進度と別路線で進みますので(先取り中心)、どの中学校からも参加可能です。
過去には琴似中や啓明中、附属中などエリア外の生徒さんにもご利用頂いていました。
●定期テスト3~4週前からは復習授業や演習を行うため週4~5授業に変わります。
→時期は基本的に西野中の定期テストを基準にしています。福井野中はここ数年「1日テスト」と称して定期テスト廃止に向けた準備をしているので(後述します)この時期は自由参加になったりします。
→定期テスト授業の費用は基本授業料に含まれているので、追加費用は一切ありません。学年や生徒の理解度、状況によって時間数は異なります。でも直前は週4以上の通塾になるので、それなりに時間拘束はあると思ってください。
💯定期テストの意味
学校で定期テストを実施することは、単に知識の習得以外にもいろいろな効果を生み出すと考えています。
・広い範囲の復習と知識の定着
・評定=内申点が決まるという緊張感
・高校入試につながる答案の作り方、反復練習
・普段と定期テスト時期で生活リズムにメリハリを付ける
・テストの達成感、自己肯定感、競争心を高める
などなど。
やっぱり「定期テストだぞ、やるぞ!」という空気を学校が作ることで子どもたちは動き出すと思うんですよね。
お仕事でも繁忙期と閑散期でメリハリがあるからこそ成長しやすいモノで。
塾としては定期テストで成績を上げることは当然の使命だと思っています。
勉強をさせる、そして結果を出す。探求し続けなければならない塾屋の仕事です。
🏫定期テストを減らす、廃止する動き
一方で中学校現場では定期テストを減らしたり廃止する動きが高まっています。
当塾エリアだと、福井野中学校は新年度から定期テストを廃止にする方針を示されました。
※だだ当ブログでも過去に紹介した保護者説明会などを経て、もしかしたらテスト自体は存続するかもしれないという情報も出回っています。どうなるか楽しみです。
定期テスト廃止派の意見としては、
・範囲が広くなり1回のテストで知識の定着をはかりにくい
・定期テスト前しか勉強しない、普段から継続して学習することが大事
・テスト当日の欠席や体調不良で力が出せなかった場合に成績がつけられない
・不登校への配慮
・絶対評価なので学年順位や平均点に意味は無い
・教員の働き方改革
などがあるそうです。
教員不足と無駄な業務が増えすぎて、定期テストまで手が回らないというのが本音のようです。
🏇どんなシステムでも生き抜くことが指導方針なので…
当塾というか僕の考えとしては、
定期テストを減らしても廃止にしても、学校や受験のシステムが変わったとしても、その中で当塾生徒が上のカーストに位置しなければならないと思っています。
※あえて「カースト」と書きました。当塾生徒が中学校生活で苦労しない立ち位置で、という意味です。差別意識はありません。
だから定期テストが無くなったら無くなったで指導のやり方を変えるだけですし、受験のトレンドが変わればそこに合わせていくというスタイルで指導をします。
学校や文科省、政府や社会に対する文句はあっても、塾に関しては時流に沿った運営をするつもりです。もちろん逆張りはします。
「その社会の中で上に立つにはどうするべきか」を考えて指導しています。
その辺は一斉指導、集団指導を行う塾でありながらも個別指導並のフットワークかなと。少なくとも大手塾より動きは軽いと思っています(体重は重い)
📚定期テスト廃止の検証はまだ出来ていないよね
ところで札幌市内だと北区の北陽中が先行で定期テストを廃止したと記憶していますが、まだ廃止してから3年くらいしか経っていないと思います。
そして定期テストを廃止した3年間で、
・学力テスト(中3ABCなど)の結果
・内申点(達成率)の割合
・高校の進学先と進学者数
・学校外の塾や通信教材を利用する割合
この辺の結果をきちんと公表してほしいと思っています。
ただ札幌市内で定期テストを廃止した中学校に関しては、良い面での教育改革というよりはマイナスの改善だけなのではないかとも思うのです。
・そもそも学力意識が低い中学校
・不登校が多い中学校
・生徒数が少ない校外の中学校
主観ですが、こういう中学校の改善実験に定期テストを廃止を使っているように見えているのです。残念ながら福井野中もその一つなのではないかと。
これは北陽中近辺の塾の関係者から聞いた話ですが、定期テスト廃止直後は学力テストの平均点は下がったらしく、
これに危機感を抱いた生徒保護者が塾に通うようになり、なんだかんだ次の学力テストからは平均点が下がらなかった、むしろ上がった結果になったそうで😅
その結果に学校は「定期テスト廃止しても学力低下にはならない」という主張をされていたそうです。確かに学習意識は高まりましたね。
定期テストを減らす、無くすというのなら、札幌市全体で一斉に行うべきだと思いますがね。
🔥上位高校受験は中学受験と同じ感覚になります
というわけで定期テストを廃止する場合、塾がその肩代わりをするという流れになりそうです。
そして塾に通う(通える)層と通わない(通えない)層で学力差はさらに広がると現状見ています。
また東西南北~新川手稲までのいわゆる「受験をする高校」を志望する生徒さんは、塾に通うことが必須になると考えています。
「中学受験をするなら塾に行かなければいけません」というのと同じです。
新川手稲までは塾に通うことが必須。そしてそこが次の国公立大学への入り口になるというのが現状だと考えます。
今回は以上です。
次回は定期テストに続いて、道コンなど模試を受ける意味、内申点について主張します。