🌞景色の数を多くする
前回授業で「オリンピック見ていません」と言って僕から注意された中学生女子が、さっそく調べてきてくれました。
レスリング。
本当にすごい。きちんと調べてきたんだと感心しました。
そして、それまで他の生徒は誰も注目していなかったどころか、「お家芸」であるレスリングを僕自身も頭から抜けていました。恥ずかしい…🙈
僕は生徒から教えてもらったことはすぐにネットなどで調べることを常に心がけています。
誰かがレスリングって言わないと、他の人も気にしなかったでしょう。
これが集団の良いところです(塾という意味ではない)
自分が持っていないアイデアが出てくることで、自分自身も新たな景色を見たり知ったりすることができる。
景色の数を多くすることを、今の子どもたち、もしかしたら我々大人も意識しなければいけないことなのかもしれません。
景色の数が少ない人、景色を見ようとしない人ほど、考えが一本調子で貧相です。
「レスリング」のひとことで、ハッとさせられました。
塾の授業なので「動いた」のは僕だけかもしれませんが、
実際に人を動かしたのですから、この生徒はものすごい力を持っているのだと思うのです。
「人を動かせる生徒」を、もっと塾で作っていかなければと再確認しました。
🐄選手とは何か、受験生とは何か
レスリングといえば、僕の人生でベスト1000に入る名言があります。
「そもそも伊調馨さんは選手なんですか」
(この発言の背景を知らない小中学生の皆さんは↑の記事などで調べてください)
選手ってことだけをピックアップした場合、
オリンピックで金メダルを取るために、力の衰えも関係なく、全身全霊で立ち向かうことを選手と定義していたのかなと考えます。
ストイックすぎるかもしれませんが、受験業界、塾屋的にもこの定義は当てはまるわけで、
高校大学合格に向けて日々全力で取り組む生徒のことを受験生と呼ぶ
これは正しいと思うのです。
「中3だから受験生、高3だから受験生」とか形式的なものではなく、
志望校を決める、そこに向けて自分の立ち位置を知る、試験日までの距離を図る、
合格に向けて日々努力するなどなど…意識的、行動的なことでの受験生になってもらいたいと思っています。
夏休みも5日が過ぎてしまいました。そして今日で7月が終わります。
8月11日は中3の第2回北海道学力コンクールです。
中3の皆さんは「受験生」になっているでしょうか。なっていない人はがんばりましょう。
今回は以上です。
レスリングはオリンピック後半の8/5(月)から。
昨日の柔道、永瀬選手の決勝は圧倒的でした。仕事人って感じですごかった。