【連絡】
本日29(土)は漢字検定のため、本校の中学生授業はすべてお休みです🙇
また自習も漢字検定終了後まで使えませんのでご注意ください。
🚀24_北海道科学大学高等学校説明会
先日の札幌日大さん説明会2の前に、昨日28(金)に行われた科学大さんの説明会記事を書きます。僕は科学大さんとも熟長会でつながりが深いのですが、実は何気に今回が初めての説明会参加でした(爆死)
科学大高校といえば豊平区から手稲区に移転したおかげで、当塾でも手稲や平岸の併願先に選ぶ生徒がめちゃめちゃ増えました。
元の場所はニトリの商業施設になりそうだということで、札幌の再開発がさらに進みます。
また「例のアレ」が数年前からアレしたこともあり、きちんと勉強しないとマジで合格できない高校になりました。
大学もラピダス効果などで人気が出ています。
科学大…昔は道工(どんこー)、尚志と言われていました…10~15年前までは失礼ながらも「公立私立全落ちで2次募集で行く高校」とまで言われていたこともありましたが、
今は特進Bランク、進学Dランクがボリュームゾーンの高校です。
当時を知る方はビックリですよ。手稲合格を蹴って科学大さんや創成さんに進む時代です。
まあこれは札幌圏の私立全般にいえると思います。私立はどこも10年前から上がっている…
というか、公立が下がりすぎです。
少子化、コロナ、猛暑、新しい教育、大学入試の変容などで、
公立私立関係なく「どういう未来をイメージして高校を選ぶか」に世間がシフトしています。
東西南北など公立トップ高校を除けば、個性のある私立を選択するのは自然の流れかもしれません。
ちなみに個人的には「エアコン」これに尽きると思っています。
もちろん科学大高校は新校舎でエアコン完備です。というか新校舎がすごいと評判。
僕まだ見に行ってないので伝えられないのが残念💦
詳しい内容なのですが、例によって鷹取先生の記事をご覧ください。
もう詳しすぎるのでおんぶにだっこです🙇
僕が説明会で気になったところを何点か書きます。
1.交通の便はそんなに悪くない
ちょっと前に地下鉄東西線延伸のお願いニュースが出ていました。
確かにJR手稲駅からも少しかかりますから、特に冬場は大変かもと⛄
ただバスも人手不足のなか朝のダイヤは確保できているらしく、そこまで深刻ではないのが現状だということです🚌🚀
冬の大雪時はサッとオンライン遠隔授業に切り替えられるのも強みだと言っていました。
2.例のアレの影響は大きい/勉強部
科学大さんが人気になり、定員超過の対策として現高2世代くらいから「例のアレ」をアレしたのですが、
その結果、現高2高1世代の学力分布(進研模試の偏差値)は、現高3や卒業生の世代に比べて明らかに上がっているということです。
先ほども書きましたが、特進Bランク、進学Dランクがボリュームゾーンの高校です。
今の進学クラスのレベルが、ちょっと前の特進クラスなんだとか。現場の先生からも明らかにレベルアップしたという感想が多いようです。
大学実績はまだ昔のアレですが、こちらも確実にレベルアップしています。
来春も期待ですし、さらに現高2以降の進学実績は大注目です🎏
比較対象はもちろん手稲高校。手稲は来春からやや辛めの予測が出ているというウワサもあるので、その辺あと数年で何か変わるかもしれませんね。
また「勉強部」という面白い試みをしようと計画しているそうです。
もともと数年前から課外のゲリラゼミみたいなことをやっていたそうですが、
それを学内でプロジェクト化して、さらに同好会や部活としてやってみようと。
先生たちが企画して、ある単元の突発ゼミをやったり、大学入試問題の討論会をやったり、
当塾が開業した頃の「特ゼミ」みたいなことをしていくそうです。
また、部活化することでちょっとだけ良いこともあるらしいです。
というか、これが現在の科学大高校の姿です。
3.高大接続が魅力的/大学費用が安くなる制度
科学大さんといえばやはり北海道科学大学への内部進学が魅力です。
ここの進学システムが面白くて、高校3年で「系列大進学コース」というのがあります。
高大接続、高校入学から大学卒業までを科学大の中でまとめようという計画です。
「コンカレントプログラム」というのがありまして、高3時に北海道科学大学の講義を受けられるようにするなど、円滑に進学できるコースを設けています。
またこの系列大進学コースは、大学進学時のスカラシップで良いことがありまして。
(北海道科学大学ホームページにリンクします)
A特待の半額免除だと、だいたい国公立と同じくらいの費用になるそうです。
当然特待は試験で得点しなければいけないのですが、
こちらが系列大進学コースを使うと、その基準が下がるのです。
例えば札幌市内在住だと、室蘭工業大や千歳科学技術大に進むとなると、
国公立で学費は安いけれど、通学や下宿費用など「その他の費用」もかかってしまいます。
それが科学大だと地元だから費用も時間も少なくなる(減免無くても同じくらいかも)しかもスカラ取ればお得になると。
ベネッセマナビジョンの偏差値ランキングを見ると、
・はこだて未来大、千歳科技大…52
・室蘭工業大…51
・北海道科学大(工)…49
・北見工業大…48
となっています。
これだけでも少し昔の道工大と比べたらめっちゃ伸びていることが分かります。
さらに来年4月から科学大は学部新設がありまして、
「情報科学部」が新しくできます。面白そうな学びです。
僕が高校の時も情報の時代、インターネット!とか言われて、
北大の情エレとか人気になりましたし、
その後00~10年代はグローバルになって、また今は情報の時代が再燃って感じに見えます。
まあ昔の情報と今の情報の意味が少し違う気がするけれど笑
こんな感じでした。
数値的なことはメンバーシップ限定でまとめます。札幌日大もまだ書いていないし。
手稲区、さらには石狩市や小樽市も巻き込んで新しい「学園都市」が出来そうな気配です。
文系は小樽商大、理系は科学大…ただ科学大も今後文系学部を作っていくようなので、
札幌西エリアは科学大、東エリアは北海学園大みたいになるのか、また違った形になるのか、
楽しみな未来教育事情です🤗
今回は以上です。
ちなみに地下鉄東西線の延伸は、宮の沢民的にはうーんって感じです。
始発に乗れるのが宮の沢の魅力だしー。