【高校入試2025】公立入試の選抜はドラフトっぽいので | ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾

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💯内申ランクがどれだけ大事なのか

(今日は3年前の記事を一部改変しています)

 

北海道教育委員会のホームページに、道立高校入学者選抜の手引というのがあります。

 

(画像の一部は北海道教育委員会ホームページよりお借りしています)

 

🌸定員の70%は相関表で選抜します

「入学者選抜の手引」には、合格者の選抜方法(入学者の決定方法)が書かれています。

 

 

定員の70%はいわゆる内申点と当日点を合わせた選抜です。

「同等に取り扱う」と書いていますが、これは「相関表」というのを使用して選抜するということです。

 

 

内申点(ランク)も、当日点も20点刻みの枠になっています。

内申と当日を合わせて815点満点で勝負!ではありませんのでご注意ください。

 

 

⚾公立入試はドラフトと同じ

実は入試選抜方法はブラックボックスで、塾の先生でも詳しい人はほとんどいないと思います。

門外不出と言われていましたが、最近は諸方面でお漏らし情報がチラチラありまして。

でも高校によって全然違います。

 

道立高校は相関表方式を使用するということ(70%枠)

そして細かいところは校長先生の判断で決まること。

これはほぼ決まりで良いです。

 

そして相関表選抜は、ドラフト会議みたいな感じになります。

 

(エクセルで適当に作ってみました)

 

ここに生徒の成績に当てはまる人数を入れて、ドラフト会議が始まります🥰

 

【問題1】定員30名の高校です。

枠内の数字は人数です。

70%枠で21名を選抜するということなので、ほぼ全ての校長先生がこうするでしょう。

 

青色の14名は合格。

そして黄色の9名については、校長先生の判断で決まります。

・内申と当日点の合計から上位7名を選ぶ

・当日点を315点満点に換算(0.63倍)してから上位7名を選ぶ

・「定員の70%程度」なので、この9名は全員拾うことにする。

・または全員漏れにする。

ここは校長先生の判断で決まります。

 

【問題2】定員30名の高校です。

現実的にあり得ないですが😅

 

選抜方法は同じになると思います。

 

【問題3】定員30名の高校です。

 

皆さんが校長先生なら、どう選抜しますか。

21名を選ぶ場合・・・

 

青の3人は確定でしょう。

さて次はどうしましょう。

 

例えばこういうパターンの選抜が考えられます。正方形ぽく区切る。

 

そうすると次の黄色で21名を超えるので、黄色の14名から7名を選ぶって感じかと。

 

 

一方でこういうパターンも考えられます。

階段ギザギザパターン。

 

この場合だと、次…

ここで21人超えてしまいます。黄色13人から12人選ぶ。

 

この場合はBランク④の生徒6人が弾かれてしまいます。

421点でも内申A296なら黄色枠。

440点でも内申B295なら赤色枠。

皆さんが校長先生ならどうしますか。

 

あとは最初の枠でDランク①の生徒が2名いた場合。

70%枠で取れるかなこの生徒。皆さんが校長先生ならどうしますか🤔

 

こんな感じで合格者を選抜していきます。

 

僕ら塾講師は合格発表後に開示得点の調査をしているのですが、

ときどき枠で拾われた、弾かれたなっていうデータを見ることがあります。しょっちゅうではありませんがごくたまに。

 

やはり内申点は高く持っておいたほうが良いです。

高校からしたら、やっぱり高ランクの生徒が学校に来てほしいと思いますよ。

内申が良い=学校からの評価が高い=信頼・推薦と考えていいでしょう。

生徒にとっても「心の保険」です。

 

3年前は一度きりの記事だったので、今年は続きをちゃんとかきます(笑)

今回は以上です。

 

西野中は定期テストまであと1週間。

そして中3は明日から修学旅行です🚄もうテストの準備はバッチリですね。

帰ってきたらクタクタで勉強できませんからね。早めに声援をおくりますガンバレ🤗