🐏塾の出し方やお問い合わせが変化している件
昨日の続きです
学習塾を種類別に分けるとすると、
・一斉指導、集団指導(クラス授業)
・少人数指導(クラス授業)
・個別指導(先生1名に対して生徒2~5名)
・個人指導(完全マンツーマン指導)
・自立型指導(大部屋で先生1名に対して生徒10~20名)
・自学型指導(先生は管理や質問対応を行う)
こんな感じに分かれていると認識しています。
これを複合した塾も増えてきています。
最近は指導形態よりも「どの成績層が指導対象なのか」を強調する塾が増えてきている気がしているのです。
・どの成績層、志望校でもオールOKな塾
・南北合格に特化した塾(実は個人塾のほうが多い)
・旧裁量高校向けの塾、入塾に一定の基準を設けている塾(大手はこれが多い)
・旧標準高校向けの塾(個別や自学型に多い)
・独自カリキュラムで進む塾(高校受験よりも大学入試が大事、検定中心など)
など。
「何を指導しているのか」「何を鍛えさせてくれるのか」「何を売っているのか」などの中身のほうが、指導形態よりも重要視してきているのかというのが肌感覚です。
これは小中学校内で学力格差が広がっているため、「学校とは違う環境で勉強したい」を重視するご家庭が増えてきているのかもしれません。
ハッキリと「学校の勉強だけは信用できない」とおっしゃられる親御さんも増えてきました。
公立の小中学校だと、どうしても指導が「下目線」(学力低位の層が中心)になってしまいますので、そうなると中上位層の生徒が不満になりがちなのかもしれません。
また数年前の新学習指導要領で「探究」「思考力」などの強化をするようになったため、いわゆる「入試向けの勉強がしたい」という生徒保護者が増えてきています。
学校の指導が変わっても、入試の形式が大幅に変わったまではいかないので、あと2~3年くらいはバランスが悪い状況が続くのかもしれません。
小中学校の指導方針が不透明になってきているので、学習塾の指導方針はハッキリしたものを望むお客さんが増えてきているのかと僕は思うのです。
指導形態はその次なのかと。
逆に学力低位の子がついていけないという声も増えてきている気がします。基礎が弱い生徒が増えたのは、コロナのせいかもしれませんが。
🥰ただし一部勘違いをしている保護者は多い
たまにお問い合わせの連絡で「そちらの塾の生徒レベルはどうですか」「高校実績はどうですか」というものをいただきます。
当塾は西野エリア専門だからその辺の同級生に聞きなさいよというスタイルだし、お問い合わせじゃなくて生徒情報を良くないことに使う業者も最近ニュースで見るので、匿名お電話での問い合わせは正確に答えてはいません。
ただ本当に南や北などの公立トップ高校を目指していて、近場で塾を探すという考えを持つ方は多いと思います。
「南高合格のための勉強をしたい」「西高合格のカリキュラムがほしい」
などという話もお問い合わせでチラッと出されたりすることがあるのですが、
実は全部とは言わないまでも半分程度は勘違いしている場合が多いのです・・・
続きは次回にします。今日は夜の更新になってしまいすみません。
今回は以上です。
やっぱりそうなりますよー移転計画は大学内では決まりのようですが、
これからの当別町との折り合いに注目です。