満票なのがすごすぎる
昨日の続きです。
小6生は中学進学に向けて塾選びをしていく頃かと思うのですが、
どの塾に通うとか、個別指導か集団指導かとか、
何を学ぶかを考える前に、そもそも「勉強の土台」を気にしたほうが良いんじゃないかと書きました。
じゃあ土台が出来るまで塾に通うな…というわけではありません(慌てて火消し🔥🚒)
知識を詰め込んでいくと同時に、頭の容量を増やすトレーニングもしていきましょうという話。
小6だけでなく中学生でも高校生でも、塾に通っているのに全然成績が上がらないと心配されている保護者の方がいらっしゃったら、
一つ前に戻って、行動や意識面、または能力面を一度見直してみると良いかもしれません。
ほとんどは勉強に対する意欲とかメンタルとかが原因だと思うのですが、中には人並みに覚えられないとか、手を動かせられないとか、人の話が理解できないなど、能力的についていけない生徒もいるかもしれません。
というか新学習指導要領のおかげで学年の半数近くは能力的に正規カリキュラムについていけないと思う…🙁どちらにせよ、早めに動くことが吉だと思います。
団体戦から個人戦へ
「うちの子、こんなに成績悪いと思わなかった…」と中学生になってから慌てる保護者の方は非常に多いです。まあ小学校のテストは簡単ですから、外部模試を受けていなかったら真の実力は見えにくいと思うのです。
僕はこの仕事を始めてから、小学校の学習で「アブナイなー」って思うことが1つあるのです。
それが「グループ学習」🐑🐏
毎日何らかの科目でグループ学習をやっている感じです。アクティブラーニング(白目)
あと最近ではchromebook…毎日必ず触れています。小学校でも低学年からタブレット端末使えるのがすごいですが、結構早く終わってYouTube見ているとか遊んでいるとかいう報告も…🐒
さてグループ学習では、上のイラストのようになるのが理想ですが…
現実はこんな感じでしょう。1人2人は「?」のまま進んでしまうのはよくあることです。
本来はグループ学習をすることで、生徒全員が理解できることを目標にしているはずなのですが、
現実は分からない生徒が1人2人いても、グループ全体で完成したからみんな理解できたねーってことにされがちだったりします…だってその方が授業運営しやすいし
これは昔から言われていたことです(黙っていても事が進むので、出来ない生徒にとっては楽…)、
でも今は10年前20年前よりも明らかにグループ作業が増えているので、ボーっとして1日過ぎる生徒がポロポロ出てきているかもしれません。
逆にリーダータイプの人はやることが増える(タブレット端末のおかげでさらに増えた)ので、アクティブラーニング(白目)の効果はかなり強まっているように感じます。
成績上位層に限ると、10年前の「できる小学生」よりも、はるかに出来る印象を持っています。
つまりグループ学習をすることで、学力格差はかえって広がった気がしてならないのです…🐕
そして団体戦だけど個人戦…中学校に入ると「内申点」が絡んできます。
次回に続きます。明日は中3の道コンだから明後日以降になるかも。
あと今日の夜から札幌は雨が降りそうだと。
今日の夜は月食が見られるというのに…🤢