中3は入試ロードが始まったので、進路について今僕が考えていることを書こうと思います。
数年前と見方考え方が少し変わっているところがあるかもしれませんが、根は変わっていないです。
とにかく勉強しろとか、毎日勉強しろとか…
これから少しずつ分けて書いていきます。
高校受験は「生徒5割、親が5割」
まず、僕は高校受験に関しては基本的に「生徒5割、親が5割」という考えです。
親だけが一生懸命データを集めて子どもに希望を押し付けるのは良くないですし、
子どもの意思を全て承認してしまうのも、良くないと思っています。
自分の道を決める最初の選択ですが、保護者の皆さんの「サポート」は必要です。情報も、金銭面も。
生徒の皆さんは、親に自分の考えを伝える義務があります。
保護者の皆さんは、子どもに親の意向もきちんと伝えてほしいです。
お多感な時期だし大変かと思いますが、「最初の選択」は大切にしてほしいです。
当塾は、生徒に勉強をしっかりさせることはもちろんのこと、保護者の皆さんにも塾内通信や懇談、メール相談、そして当ブログを通じて受験の情報をお伝えしています。
当塾は他塾さんより比べて、ご家庭の「協力」や「お願い」が比較的多いかもしれません。またデータ関係も細かいと保護者の皆さんからよく言われます。
それは「親が5割」という考えを持っているからです。高校入試は保護者の皆さんも巻き込んで、合格に向けてみんなでがんばろう!という気持ちでやっています。
中学受験は「親が9割」です
一方で中学受験は「親が9割」だという考えです。
中学受験をするかしないか、どこの中学を受験するか、そしてどうやって合格させるか…
中学受験は、子どもの力だけでは何もできません。親がどれだけ動けるかで決まります。
事実、北海道や全国のトップ私立中合格者の「ほぼ全員」が、中学受験の塾に通っています。
中学受験においては「親の力」が必ず必要だということです。
そして大学入試は「本人9割」です。大学は専門分野を学ぶところですので、生徒自身が将来何をやりたいのかをハッキリ持たなければいけません。保護者の皆さんは「良い相談相手」に徹していただければと
道コンの成績表で確認してほしいところ
夏期道コンの個人成績表がお手元に届く時期です。中3受験生はSSや合格可能性が気になってくる頃ですね。
中3受験生はどこの塾でも言われていることですが、今のSSが低かったり、合格可能性が2%だったりしても落ち込むことはありません。
夏の判定が2%でも合格する人はたくさんいますし、東西南北レベルなら、98%を取りつづけた合格者はほんの一握りでしょう。
札幌南なら、90%どころか80%を取ったことがある生徒も、ほとんどいないんじゃないかなあ…
中1中2生はまだSSが高く出ませんので、現在の合格可能性は基本的に低く出ます(特に公立トップ高校は)。合格可能性については全く気にしなくて良いですよ。
もちろん何の意味も無いというわけではありません。
中1中2の皆さんは、SSや合格可能性よりも「順位」を判断材料すると良いでしょう。
「第一志望校内順位」で半分以上の順位を維持できれば、1年後2年後、合格にグッと近づきますよ!あと内申点が平均以下で「得点重視枠」での合格を狙う生徒は、上位3分の1が目安です。
志望校内順位が下位の生徒は、頑張らなければ将来そこに合格することは出来ません。そのことはきちんと受け入れましょう。
もしその高校に本気で行きたいのなら、今の勉強の時間、やり方、気持ち、生活など、色々見直して見ると良いでしょう。
そして、ライバルより頑張らないといけません。
入試は「絶対評価」ではなく、「相対評価」です。
今回は以上です。
最近、ポチ夫の散歩が激しくなってきたのか、リードをもつ右手がやや腱鞘炎気味なのです😥
涼しくなってきたし、昔骨折したところも痛くなってきた😇