昨日は札幌第一高校の説明会に参加しました
こちらも初参加です。
ちなみに「希望学園」という、まるでテニスの王子様に出てきそうな名前ですが
これを見ると、すごいなあ…という感想しかありません。
恐らく現在の札幌のトップ私立高校、トップ私立一貫校でしょう。
北海道の希望になっていただきたいですね。
ちなみに北嶺との交流はどれくらいあるのか(生徒だけでなく教師も)質問するのを忘れていました。機会があればきいてみます。
ネット配信悪くありません
説明会に「行ってきました」ではなく、今年はコロナのため完全YouTubeライブ配信だったそうです。
「一高見学ネット配信ツアー」や「一高Live配信説明会」みたいに、ネットを使ったイベントに積極的な印象です。
(札幌第一高校のホームページにリンクします)
どちらも予約制ですので、受験予定の方はこちら参加必須のイベントですね。
オンライン説明会ですと、貴重な午前中に自宅でブログ書いたり教材作ったり、ポチ夫と遊びながら聞けるので、特に今年は定期テスト時期のため、結構助かりました。
もちろん会場で学校の先生に直接質問したり、熟長会の先生にお会いできるのも楽しみですので、どちらでも嬉しいです。
ICT教育はかなり進んでします。
現校舎が5年前にできたばかりですので、コロナ休校になる前から全教室に電子黒板があったり、生徒全員にタブレットPCを配布したりと力を入れている高校です。
ですので今年の休校は正直「追い風」になったのではないでしょうか。
他の高校が急いでネット環境を整備している最中に、一歩二歩先に動いているなあといった印象でした。
学校の先生の動画授業も、予備校講師みたいな面白い映像加工などをしている感じで、他の高校の先生に比べてもスキルが高い印象を持ちました。
…やっぱり教育は先生の腕で決まりますね(私自身がもっともっと頑張らねばならぬところ)。
総合進学は今後どうなっていくのか
(札幌第一高校ホームページよりお借りしました)
札幌第一高校は文理選抜、文理北進、総合進学と3つのコースに分かれています。
募集定員は文理選抜が80名、文理北進が240名、総合進学が80名となっていますが、
現在は3学年とも総合進学1クラスとなっており、大半が文理北進以上となっています。
総合進学が1クラスなのは大変驚きです…野球もサッカーも全国レベルですからね。
その他有名部に所属していても東大に合格していたりします。文武両道が出来ています。
総合進学はもともと募集が2クラスぶんしかありませんが、部活動専用というわけでもなさそうですし
(文理北進でも全国大会出場の部活に入っています)、
今後このコースはどうしていくんでしょうか…と気になっているところです(一応、質問しました)。
でも総合進学の大学合格先も慶應、明治、青山学院など有名私大が多いです。一昨年は教育大や筑波にも合格。
部活推薦が多いコースではあると思いますが、正直なところ文理北進を増やすよりも個性的な総合進学をもっと増やしてほしいなあという希望はあったりします。
昨日の北星女子にも書きましたが、芸術や体育を活かした将来設計づくりのできる高校は札幌にもっとあっても良いんじゃないかと思うのです。
入試システムについて
(札幌第一高校ホームページよりお借りしました)
あと、受験生や保護者の皆さんが気になるボーダーラインですが、
細かくは書きませんが、内申点が低くてもきちんと当日点を取れれば合格は出来ます。
文理選抜で受験して文理北進や総合進学に「スライド合格」というのがありますので、受験生の皆さんは仕組みを覚えておきましょう。
ただし「大は小を兼ねる」みたいに、とりあえず文理選抜に出願すれば北進で引っかかるだろう的な出願はしなくても良いです。
昨年当塾で、「文理北進受験→選抜基準で合格(入学したら選抜に入っていいよ)」という生徒がいました。
スライド合格狙いは決して悪くないのですが、「選抜不合格」という事実は突き付けられてしまいますからね…結構受験期の生徒は気にするものですよ。
あと、ランクが高いから必ず文理北進以上に合格できるとも限らないので、こちらもご注意ください。
細かくは書きませんが、Cランクは余裕ということは決してありません。
あくまでも当日点が肝心ですのでしっかり勉強しましょう。
あとは裁量上位高校向けですが、
文理選抜は、光星ステラや日大PSよりは比較的入りやすい印象です。
これは合格認定の違いだと思うのですが、光星ステラは南北合格者でも普通に落ちるし、日大PSは東西合格レベルの感覚です。それに比べて文理選抜は旭丘合格レベルで十分認定される感覚があります。
あとは札幌第一はB日程(光星と日大はA日程)ですので、A日程で入試問題に慣れていることも合否に影響しているかもしれません。
どちらにせよ、しっかり勉強することが大事です。
今回は以上です。
長くなってしまいましたが、オンライン説明会だと話聞きながらブログの編集できるのがすばらしいですね
生徒が自宅でオンライン授業を受けるって、こういうことなのかなあと思ってしまいました。
ちゃんと勉強できる子なら、いいのかなあ(要ブルーライトカット)。