福井野中は本日が定期テスト1日目です
健闘を祈ります!
休み明け一発目がテスト…今回は勉強量の差がかなり出ると思いますよ。
そう、今年は休校期間の「差」が大きいです。
道コンの得点分布が気になる
休校期間の「差」ということで、昨日の記事の続きにもなりますが、
総合資料の1ページ目に、全体の得点分布図が出されています。
ちょっとこれを昨年と比較してみます。
(以下の画像は道コン事務局ホームページよりお借りしました)
まずは昨年(2019年)の中3。
そしてこれが今年(2020年)の中3です。
ちょっと国語の平均点が壊れているせいか(笑)縦軸が違うのは仕方がないのですが、
数学以下の教科は、昨年のような「山」の形から「台形」になっている気がしませんか。
総合資料21ページに、各科目の得点ごとの人数が記載されています。
得点、偏差値、人数、累計の順です。
20点以下の状況がこちら。
まずは昨年(2019年)の中3。
そしてこれが今年(2020年)の中3。
(以上、道コン事務局ホームページよりお借りしました)
全体をザッと見ると数学以下は人数の「ピーク」が無いように感じました。ダラダラっと200名台が続いている感じ。
東京の新規感染者数みたいな(そういえば久しぶりに100名下回りましたね…本当にピークアウト??)
休校期間中の家庭学習、夏休みの準備量などに差があった、特に勉強が不足している生徒が例年よりも多いのではないかと予想します。
平均点は国語以外↓↓でしたが、試験範囲も短くなっているし、例年よりも簡単だった気がするのです。
あまり大きく書きませんが当塾中3の平均点は過去最高を大幅に上回りましたし、中3応用(定員18名)は平均250点くらいでした。
正直がんばった生徒には失礼かもしれませんが(笑)
実力的に取りすぎかなあ、今回は平均点も結構上がるなあ…って予想していたので、数学以外の平均が下がったことには驚きでした。
この動きが入試までどう響いていくか、注目しています。
高校入試の試験範囲は短くなりましたが、正直それで学力差は是正されないでしょう。
勉強する生徒は勉強するし、勉強しない生徒は勉強しません。
ちなみに中2はもっと「台形」な結果になっています(各自ご確認ください)。
中2以下はこの格差をどこでどうやって埋めるんでしょうかね。
中学校の得点分布図を復活してほしい
今日明日と福井野中は定期テスト、西野中も来週が本番です。
数年前まで中学校でも「得点分布図」を発表していました。
あれを復活させて、地域の学力状況にみんなで考えなければならない時代なんじゃないかなあって気がするのです。
最近は平均点も発表しない中学校まで出てきました…「個人情報」のせいで、大きなものを損失している気がするのです。
あとぶっちゃけ「隠し始めてから」、どんどん東西南北の合格者が減ってきていますよねと言いたいです。西野地区の中学校なら、せめて1割は札幌西に進学してほしいですよ…。
今回は以上です。
もう8月最終週なんですね…