(北海道新聞社ホームページにリンクします)
北海道の中体連大会は28日に開催の可否について話し合われるようですが…
もし中止になったら、中3生はこれで部活はほぼ引退、っていう人がチラホラ出てくるでしょうね。
まあ「仕方ない」って感じですが、生徒たちはショックでしょうね。
いよいよ自分たちの世代、となったときに、1年生は入部してこないわ、最後の大会は無いわ、ですから
スッパリ部活やめられればいいですけど、そうもいかないでしょうし。
特に部活で推薦入試を狙って頑張っていた生徒の人たちがどうなるかが心配です。
高校生大学生なら、就職にも影響しますしね…これまでの努力をアピールできないわけですから、とてもつらいでしょう。
「節目」を感じさせてあげられないのも心配です。
中学生の場合、通常ならば6月7月に中体連が終わり、負けて泣いて納得して、
さあ夏休みから受験勉強だ!って気持ちを切り替えられていたと思うのですが、
今年この流れが無くなると、何となくダラダラっと勉強したり、
秋になっても冬になっても部活に参加してしまったりとか、気持ちのメリハリがつかなくなる生徒が増えるんじゃないかなって気がするのです。
もう一つ部活に関していえば、中1生、高1生も心配です。
中1高1にとって、2つ上の先輩はかなり大きな存在であると思うのですよ。
体も大きいし、力の差も全然違います。
上下関係もそうですね。中1はここで敬語を覚えたりする子どもも多かったりしますから…
そういう先輩たちと触れ合う機会が減る、最悪無くなるかもしれないというのは、本当に痛いと思います。
「全てを鍛えなおせる春」を経験できなかったこの学年、全体的に部活動のレベルは2年3年落ちていくと思います。
他の行事も同様かなと。
西野中では陸上競技大会や文化祭も無くなりました。
でも合唱コンクールはやるんだあと意外。
クラスター発生しやすい合唱、真っ先に中止すると思っていましたが(笑)
ただでさえ学校がありませんので、成長を感じさせてあげる機会が無くなり、または遅れていまっています。
こういう状況で、生徒の「心の発達」が遅れるのではないかと心配しています。
中学に上がっても、高校に上がっても、まだ小学生、中学生、甘えんぼうで自分から行動できない子どもたちが増えないか…って。
さまざまなイベントが中止になるのは仕方ないですが、
中止になることで子どもたちへのフォロー、心のケアをしてあげなければ、
3年後5年後10年後…生徒たちが社会に出るときにとんでもない日本になるかもしれませんよ。
Nコンはまだ分からないみたいですね。
昨年は高校生のNコンが台風により中止になりましたので、もし今年も中止になったら、日本の学生合唱界は一気に廃れるかもしれません。
ただでさえ、今年はコロナ部とか言われて新入生が相当少なくなるでしょうし…。
心配だらけのニュースが続きますが、
それだけ日本が、世界が未曾有の事態であるということです。
塾屋さんとしては、いかに学びを止めずに、心の成長を止めずに、社会に貢献していくかです。
「集近閉に気を付けよう!」は当塾の合言葉です
(拾い物です)
1学期定期試験は今のところ6月末にスライドという連絡ですが、
もし学校再開が遅れたら1学期末中止、2学期中間に変更という可能性もあるかなと思っています。
GW休み中は、夏期講習の日程とか、色々決めなおさなければいけませんね。
今回は以上です。
つーか最近の世間の動きを見て、
「欲しがりません勝つまでは」
って精神が再び蔓延してきている気もするのです。
昔々、そういう合言葉によって国民の身動きが取れなくなってしまい、負けてしまった国があったそうです。