倍率に騙されないように。 | ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾

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明日28(火)、いよいよ中間倍率発表です。

[※下書き用]2020中間倍率発表!

先に枠だけ作ってみました。

 

今週末2/1(土)は第6回道コンですが、

中学校は(予想通り)、出願変更をしたい場合は31(金)まで、

早いところは30(木)までに担任に申し出るようにと言われているようですから、

残念ながら第6回道コンの速報は出願変更に影響しなさそうです。

(つーかこれで受験者数減らないのか心配…なぜ道コン事務局は1週ずらしたんでしょうか)

 

 

倍率が発表されて受験生はいよいよ「合格」「不合格」を実感すると思います。

けれどもいろんな意味で「数字」に騙されないよう、お願いします。

 

①そもそも公立高校の倍率はそんなに高くない。

→「倍率1.5倍」ってのは、15人受けたら10人合格するということです。

上位3分の2が合格ってことです…どうです?Aクラスに入れば余裕で合格なんですよ。

北大なんか2.5倍超えるんですからニヤニヤ

 

②推薦入試ぶんも考慮しましょう。

→明日の倍率は、一般と推薦、どちらも含めた数字になっているはずです。

昨年だと、旭丘・国際情報・新川などは推薦入試も定員オーバーしました。

例えば昨年度当初の旭丘高校について。

定員320に対して出願471(推薦含む)…倍率1.47との速報。

しかしこれは「471÷320=1.47」という計算方法。

推薦の定員64があるわけで、将来的な実募集は320-64=256人と考えた方が良いです。

さらに推薦入試は定員64人に対して出願79人でした。

つまり15人は推薦で不合格となります。

推薦×の生徒が全員旭丘に再チャレンジするだろうと想定すると、

「一般出願」は「471-64=407」となり、

実質倍率は「407÷256=1.59」つまり1.59倍が実質倍率です。およそ0.1倍上がる計算。

 

あと倍率は小数第2位までは計算したほうがいいですよ。道教委は小数第1位までしか出さないです。

1.1倍でも1.05~1.14と、320人定員の高校なら32人の違いがありますからね…。

 

③倍率が上がったからって…。

「レベルが上がった」わけではありません。

表現悪いですが、

ぶっちゃけレベル低い生徒が「後ろにくっついた」から倍率が上がっているのかもしれません。

事実、例年比較的高倍率の旭丘、新川、平岸ですが、

道コンの合格者SSがそれで上がっているわけではなく、むしろ近年は下がっているんですよ。

この3つの高校はいわゆる「心理的な節目」に当てはまる高校なんでしょう…西野地区なら稲雲も当てはまるかもしれません。

参考にしてほしいのはやはりこれ。

1月(第5回)道コン資料

(道コン事務局ホームページにリンクします※PDFです)

この「第1志望者平均」とか、個人成績表にある志望者内の順位とか、

その辺で自分の「立ち位置」をイメージしてほしいと思います。

 

倍率が上がっても、決して不安になってはいけません。

逆に下がっても、楽観視してはいけません。

 

入試は「相対評価」。

何点取れば合格、というわけではありません。点数高い人から順番で合格なのですよ。

 

今回は以上です。

スマホ決済、気づけば借金、若者に多重債務リスク、昨年末120万人超、膨らむリボ払い、ローンへ。 2020/01/25

知ってた。やっぱりね。

学校でちゃんと教えないとね。というか親がちゃんと教えないと。

そもそも安易にスマホを与える親が多いから、今後こういうトラブル増えますよ。

 

徳勝龍の優勝良かったね!