プログラミング教育は料理で十分じゃないかと | ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾

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クリスマスツリーを出してみました。

今日は雪がスゴイですね雪雪雪雪

 

1年ほど前、こんな記事を書きました。

 

ようやく学校現場では「パソコン1人1台」の動きがあるみたいですね。

(市況かぶ全力2階建にリンクします)

…ちなみに現在大学生~20代の人は、もはやスマホやタブレット使用が通常のため、

パソコンが使えないって人も多くなっているって聞きますが。

文章力低下も!? パソコンを使わない子どもたち

(ASCII.jpにリンクします)

 

「市況かぶ」の記事中にもありますが、1人1台っていってもメモリ1GBいかないとか…行政や教育委員会は、メモ帳くらいしか開け無さそうなPCを購入しそうな予感。

最近のofficeは4GBでもストレスたまります…最低8GBは必要でしょう。

この1年でICT関連はどれだけ進歩しているのか、政治って本当に動き遅いですよね。

政治のスピードとICT技術のスピードが全然異なっているわけで。

 

自国の政治スピードと、他国の政治スピードが全然異なっているともいえます。

政府主催のお花見で揉めているくらいですからね。

自分の勉強のスピードと、周りの勉強のスピードが違う、と生徒に話すことも出来ますニヤニヤ

 

……

 

さてプログラミングですが、1年前の記事ではこういうことを書きました。

>小中学生向けの「プログラミング塾」は、以下の2タイプに分かれると思います。

>・BASICやCやjavaをゴリゴリ教えるタイプの塾

>・タブレットやパソコンを使って、ロボット動かして楽しみましょうの塾

>特に後者の塾が今後増えていくと思います。

 

予想通り、ロボット教室がどんどん増えています。

 

ただ、もう少しちょっと変化しているみたいで、あるプログラミング教室のHPによると、

「子どもがプログラムしたモノを発表することで、表現力やプレゼン力も鍛える」

ということのようです。

まあ当然ですが、遊びに行くわけではないですからね。

付加価値こそプログラミング教室で必要なことだと思います。

 

僕はプログラミング教育自体はとても良いツールだと思っているのですが、

「プログラミング教育でしか出来ないこと」が、今の社会で必要だってレベルになるまでには、まだまだ先行投資の段階かなあと考えています。

例えばパソコン教室でタイピングの練習をしても、すでにフリック入力のスピードに負けちゃう時代でしょう。

パソコン無くてもフリック入力で全部できる?就職して困るからやめておけ

(パソ活ラボHPにリンクします)

あと10年20年もすると、就職して困らなくなるかもしれません。というか今は音声認識なんでしょう。

 

思考力や論理力なら料理やらせればいいんじゃないの?って思いますけどね。

 

例えばあるプログラミング教材では、

「Aのブロックを5個、Bのブロックを3個合わせると、新しい武器が1個出来ます。武器を3個作りたいので、AとBのブロックを掘削してください」

みたいな感じで、画面上でやらせるそうです。

 

したら一緒に料理やって、

「レシピには4人前で砂糖200gって書いてある。うちは3人家族だから、何g必要?」

って聞けばいいのにって思うのは私だけでしょうかね。

 

 

ちなみに、

「いちごジャムをつくるのに、いちご500gに対して砂糖200gの割合で混ぜようと思います。いちごを820g使うとしたら、砂糖を何g混ぜれば良いですか」

これはH29の北海道入試の数学です。

…あとこれ、問題文以上に

「ジャムにこんなに砂糖使うの?この砂糖一気食いしたら多分吐くわwww」

という感覚を持ってほしいんですよ。

【マジか】天然水なのに!?いろはすに含まれる砂糖の量が衝撃的過ぎる。

水なのに!い・ろ・は・すに含まれる炭水化物の量を視覚化した結果!

こういう感覚が無いから、小中学生、グビグビ飲んじゃうんでしょう。

(リンク先の写真を是非見てほしいです)

「100mLあたり4.3g」っていう表記から、どこまで計算できるかな…。

って思っちゃうわけです。

 

あとはプレゼン力の強化ですね。

プログラミングは手軽に作品を表現できるから、それは良いのかなと思うのですが、

それをどうやって文字化するのか、つまり入試ではそれをどのように表現するのかってなると、

必要なことは読解力、文書作成力をどうやって鍛えるか、では無いのかなあとも思うのです。

知識の吸収だけでなく、それをアウトプットする力は絶対に必要ですから、

作文までとはいかなくても、短文でも書かせる習慣を塾でもつけさせたいと考えています。

この辺は来年度の指導予定にも含みました。

 

長くなりました。今回は以上です。

小学5年生はここ最近塾で「割合」やっています。

正直これも、買い物行ってくれよーって思うときがあるのですが。

僕は子どものとき消費税が導入されたおかげで、算数得意になったと今でも思っていますよ。