昨日教材会社の方とも話をしたのですが、
内申点は今のまま(315点)変わりません…ってことにはならんのではないかと思っています。
先日のブログでは「学力重視になりそう…」って書きましたが、
中学校は、ある程度生徒への「締めつけ」を行うものと予想しています

「締め付け」…つまり、内申点を重くすることですね。
内申点の計算についてはまだ何も言われていないので、これから中学校の先生方が言い出して、動き出すのか~って思います。
んで、これは私の妄想ですが

例えば各学年の評定倍率掛けを「2倍・2倍・3倍」にしていたのを、「3倍・3倍・4倍」にしてみるとか。
そうすると内申点が315→450点にります。
(現在の内申点計算については省略しますよ)
そしてさらに「基礎得点(全員一律)」とか
「内申書(中3の生徒会活動とか部活とか)」で50点加えてあげれば、450+50=500点になります。
これで当日点と合わせて、合計1000点になりますから、全員分かりやすくてニコニコです

しかもこのシステムだと、トップ高校を目指す生徒は学校でも「いい子ども」になってくれますし、
「デキる生徒」が積極的に生徒会や部長、委員長に立候補するので、学校も明るく活発になりますよ(笑)
教育委員会のみなさん、どうですか?いいシステムだと思いませんか











※私の妄想です(笑)
内申点軽視、学力重視になると学校が「荒れる」心配があるのです。
裁量上位高校を目指す生徒(というか、特に保護者の皆さん…)は、学校で勉強しなくても、塾に行けばいいのですとか、定期試験よりも道コン(模試)が大事…ってトレンドになっていますからね。
時には学校の先生が指導したいことが出来なくなることだって、あるかもしれません。
これは知り合いの先生からよく聞く話ですが、
先生が「意識付け」として様々な興味関心を引き出す話を授業中に盛り込むのですが、保護者から「無駄話はやめて授業を進めてほしい、我が子は受験生なのだから、もっと入試で点を取れる指導をしてほしい」と意見が続出するケース。
内申点で締め付けを行うと、保護者も内申に影響するかもってなるので、そういう意見が減るかもしれませんよ…

ともかく新制度で「内申:当日=315:500」のままでは、終わらない気がします。
学力点重視にすると、生徒の学習意識は強くなるけど、学力格差や学校が荒れやすくなるのかも。
内申点重視にすると、生徒は従順になるかもしれないけれど、学力勝負の本州関東圏と差が付いてしまうかもカモ
これはニワトリ。

まるでマイナス金利を導入して消費を活発にさせようと試行錯誤する日銀のようです(笑)
(得点調整をする偉い人のイメージ ※写真はブルームバーグより引用)
あと科目間の「傾斜配点」についても、今後どうなるかは注目です。
現在一部の高校で利用している「傾斜配点」ってのは、特定科目を1.5倍とか2倍とかに変更するということですが、
その分学力点(当日点)の満点が増える、ということではありません。
(これ、結構誤解している人多いんですよね
)

例えば札幌北の数学英語2倍の場合、英数が60→120点になるので合計点は420点になるのですが、それを300点に圧縮して合否判断に使う、ということなのです。
だから国際情報の国文とか、清田グローバルなどの「英語2倍」という、傾斜が1科目だけの場合は、マジで失敗ができないですよ、、ということです。
今回は以上です。
6月もそろそろ終わりです。2019年ももう半分
