定期試験の得点については、「心理的な節目」と「実力的な節目」ってのがありまして、
節目の点数は少しズレがあるものだと考えています。異論は認めます
心理的な節目ってのは、よくテスト前の目標で生徒が書く50点刻みのアレです。
450点以上、400点以上、300点以上…など。
上位層は450点以上を目標にしますし、前回300点台なら400点以上を目標にした人が多いのではないかと。
ちなみに50点刻みの目標ではあっても、「350点以上」ってのはあまりいなかったりします。前回300点台の人はほとんどが「400点以上」にしている気がします…
あと500点満点の定期試験は50点刻みで目標を立てがちですが、300点満点の道コンも50点刻みで目標を立てる人が多いです。
9割(270点)以上とか8割(240点)以上とかではなく、250点以上とか、200点以上…の人が多い。
これが「心理的な節目」ってやつです。
でこのような目標設定の場合、「2段落ち」の結果になるとショックが大きくなり、何かアクションを起こす人が多いといわれています。
450点以上を目標にしたのに400点未満だったとか、
400点以上を目標にしたのに300点未満だったとか、そんな感じです。
そういう「心理的な節目」を貫いちゃったときに、塾に通ってみようかしら…とか、塾を変えてみようかしらとか、何か動きが起きやすいと言われています
学校でも塾でも「450点以上」「400点以上」って区切りがちですが、
実力で区切ろうと考えた場合、50点刻みってのはちょっと違う気がするのです。
だって450点って、1科目が70点台でも取れちゃいますよね…
(例)国78点、数94点、社96点、理96点、英88点→合計452点
上のようなパターンでも450点以上になります。
450点を超えていても、国数英が低い、英語が90点を割っています。
もしこの生徒が東西南北に行きたいといった場合、塾の先生的にはどうでしょうか。安心して「大丈夫だ、問題無い」と言えるでしょうか。
(適当に書きましたが、リアルにこういう生徒いますよね)
…長くなりましたので続きは次回にします
基本的に私は「480点以上」「465点以上」「430点以上」…あたりが学力的な区切りではないかと思っています。
理由は次回書きますが、異論は認めます
今回は以上です。
小中学生のみなさん、漢検の練習はどうですか。
私は3DSでようやく170点台まで行きましたが、まだまだ不安です。
練習段階で190点以上まで持っていかないと、安心できません。
2級の合格点は160点これも「心理的な節目」です。