田中賢介選手が、「来季限り」で引退するとのことですね。
(北海道新聞HPにリンクします)
契約更改が中々進んでいなかったので、やはり引退かとは思っていましたが、
まず来年一杯まで頑張ってくれるのは素晴らしいですね。
そして「来季限りで引退」って中々聞かないワードですね。
引退って、普通シーズンが終わってから「今シーズン限りで…」ってのが普通だと思っていましたが、
最近は有名選手が終盤に「宣言」することでチームを活性化させるのがトレンドになっている気がします。今年だと広島の新井選手とか。
日ハムだと、やはり新庄選手が有名ですね。4月中の宣言でしたからみんなビックリしましたね。
もちろん今までに無かったことなので、当時は批判的な意見が多かったです。
ですがその年、日ハムは優勝。
チームを引っ張る選手の引退が、残された選手にとってプラスに動くことが分かった瞬間だったのかもしれません。
田中選手はそれよりも早い段階での「引退宣言」です。もっと凄いことをやろうとしていますね。
もう引退することが分かっているわけですから、ファンからは今以上に注目されると思いますし、
チームメイトも、功労者が去るシーズンですから、当然失敗はできないでしょう。
自分で自分を追い込むというのは、まさにこのことか…と思いました。
塾だったら、
「来年度で塾閉めますが、残り1年全力で指導します!」
「今年で私塾辞めますが、残り1年全力で指導します!」
ということでしょうか(笑)…私には絶対できないです。
ちなみにサラリーマン時代も、辞めることは最終日まで一切生徒に漏らさぬよう言われていましたし。
学校の先生も年度途中に異動することはあまり言いませんからね。
来年のファイターズはこの発言を受けてどう活性化してくれるのか。
上の記事によると、
>「最後の一年。日本一になれるよう最後の一球まで全力で頑張りたい」と決意を述べた。
田中選手の「有言実行力」に期待しましょう