サンデー毎日や週刊朝日で、国公立大学の高校別合格者が出始めています。
(雑誌独自調査のため、本当に正確かどうかは読者判断ですが)
さて北海道では、立命館慶祥のSPが卒業生初年度ということで、
その進路動向が密かに注目されていました。
さて、こちらです↓
2018年度大学合格速報(PDFファイル)
(立命館慶祥HPにリンクします ※閲覧時期によってはリンク切れの可能性もあります)
現役で東大5名(しかも理Ⅲいますね)・京大3名とは凄いです
ちなみに、他の私立高校合格実績も凄いのです。
(※いずれも閲覧時期によってはリンク切れの可能性もあります)
北海道はまだまだ公立高主義が続く地域ですが、
例えば北嶺(中学)高校は道外からの進学者も多く、進学率では札幌南を上回っています。
また、光星ステラ・第一文理選抜・立命館SP・日大プレミアSなど、私立高校がここ数年で一気に充実していることからも、
生徒の選択の幅が広がりつつあります。
2017年度入試 地区別合格者平均SSランキング(道コンHPにリンクします)
はい、そういうことです。
流石に札幌南・札幌北のブランド力は強いものの、
すでに札幌東・札幌西は私立高校に抜かされてしまい、実質2番手扱いです…
大学実績が低下しているというよりは、私立高校に散らばってきていると見て良いでしょう。
それだけ札幌の私立高校は手厚いとも言えます。
授業料も下がってきましたしね…これで私学まで無償化となったら勢力図が一気に変わるかもー
以前のブログに高校最低点が低すぎると書きましたが、
札幌東・札幌西のレベルが私立高校、中高一貫校に流れたので相対的に下のレベルが入りやすくなったという見方も出来ます。
(私立専願・単願がいるのかは分かりませんが)
今年の成果は次の受験生にどのような影響を及ぼすのでしょうかね。
ちなみに新高1生は札幌開成中の初年度と重なっています。
ということは、3年後の大学入試は今から真剣に考えないと…というわけです。
…センター試験も大学入学共通テストに変わりますからね…「苦労の学年」です
どちらにせよ、高校生はもっと勉強しなければどんどん本州勢にやられてしまいますよ…
という話です。