入試1科目45分×5科目=225分間。
北海道公立高校入試の試験時間です
中学生にはいつも言っています。
「3年間の努力は、たった225分決まってしまう」
どんなに勉強していても、どんなに知識が豊富であっても、
それを225分で表現できなければ、合格は出来ません。
1科目45分…とても短いものです。
限られた時間を有効に使うために、工夫できることは沢山あると思います。
まずは、日頃から全力で考えることが必要です。
考える体力こそが、「集中力」です。
そしてこれを鍛えるには訓練が必要です。
勉強の際にはダラダラ行わない、一気に終わらせる意識を付けましょう。
その時間を伸ばしていって、最終的には225分間にする。
これこそが、「試験勉強」の本質だと思うんですけどね…
例えば考えているときに、「鉛筆(シャープ)は握ったまま」「考える姿勢で」行えていますか?
よく、ペンを置いて腕組みして考える人がいますが、それは競馬予想のおじさんと同じです。
絶対に集中できていませんよね
ただ、集中する姿勢に個人差はありますから、その辺のフォームは自分で決めておきましょうね。
さらに、「書く時間」も短縮していかなければなりません。
最近はスマホやタブレット利用のせいで、生徒の筆圧が極端に落ちてしまっています
本番の入試は「筆記」なのですから、その辺はきっちりアナログに対応できるようにしましょう。
薄い・汚いは論外。
きちんとトレーニングできているかどうかは、ノートや問題用紙を見れば分かります。
ちなみに私は集団指導の場合、生徒が集中しているかどうかは「呼吸」で判断しています。
勉強以前に、これらの訓練を確実に行っていくだけで成績は伸びると思うんですけどね~
集中力と脳科学は(スマホの時もそうでしたが)結構研究が進んでいますね。
そろそろメディアも騒ぎ出す頃ですかね?
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