西野中では昨日、副教科の評定が発表されて、
中1生は「仮の内申点」がこれで計算できるようになりました。
内申書って知っていますか?案外知らない公立高校入試の手続きとは?(過去記事です)
以前にも書かせてもらいましたが、北海道では内申点が公立入試に大きく関わってきます。
特に中1の成績から反映されるのは、他の都府県でも珍しいシステムかもしれません。
だから、中1から気を抜かずに頑張ってもらいたいのです。
①中堅校・準トップ高までなら、受験生は内申点だけで50~80点くらいの差が付いてしまうので、内申点は高い方がいいです。
(具体的には手稲新川ならBランク・稲雲ならCランク持っていれば、かなり優位でしょう)
中堅校は学力点で差が付きにくいです(大体150点~200点くらいの間にごっちゃり)。
ですから、「内申点で生まれる差>当日点で生まれる差」となりやすく、内申点優位となります。
②裁量上位高校(札幌の東西南北など)は①の逆になります。
要は受験生の大半がABランクで、内申での差は多くても20点くらい。
ただABランクだと、いわゆる「なんちゃってAランク(なんA)」のような、ちょっと内申点高いんですー的な生徒が多いです。主要5科目オール4でも、副教科でオール5だったらBランクですし…
学校によっては定期テスト300点台前半でも、余裕でBランクは取れちゃうので、勘違いする人も出てきますね(Aランクでも、道コンで200点切る生徒も珍しくない訳で…)。
ですから裁量上位高校については、「当日点で生まれる差>内申点で生まれる差」となりやすく、当日点優位となりやすいです。
※①②について状況は書きましたが、内申点と学力点を比較すると、学力点のほうが重めかなと私は考えます。
(当日点高ければ、内申不問で合格できる高校も沢山あるので)
学力点を伸ばすためには、学校の勉強だけではなく、自分で「攻めの学習」が必要です。
頑張りましょう。