傾向と予想の4回目、今回は英語です。
※下記は筆者の「個人的見解」が多大に含まれています。これに関する責任は負いません。傾向を見ると確かに今年出題されそうな予想は出来ますが、あくまで「予想」ですので、そればかり勉強するなどということはお控えください。
※あと筆者は現在は「一般人」ですので、何卒ご容赦ください。予想家ではありません。
■概要・配点など(※北海道の公立高校入試は1科目60点です)
・大問は全部で4つ、裁量問題では標準問題の大問2(20点分)が差し替えられます。※標準・裁量で大問番号が異なります。
・大問としては、「リスニング」「語彙・文法(標準のみ)」「長文①」「長文②」「長文③(裁量のみ)」となっています。
・「リスニング」は過去3年とも15点です。全体の4分の1を占めています。
・「語彙・文法(標準のみ)」「長文③(裁量のみ)」は過去3年とも20点です。全体の3分の1を占めています。標準問題はここまで35点、今まで点数が低く苦手意識が高かった人も、本文で点数が取りやすい傾向に近年は変化しています。
・「長文①」は過去3年とも12点です。「長文②」も過去3年13点と、配点に変更は無く、問題傾向も一定しています。
※得点配点については、過去3年は上記の通り同じ傾向ですが、4年前以前はまた違ってました・・・今年は出題傾向が変更される可能性を含みます!新傾向問題になったら、どうなりますかね??
■内容など
・リスニングは近年難化しているそうです。リスニング対策も先生方で言い方が変わってきていますが、「先に問題を読み、図やヒントは書き込むこと」というのは共通の認識のようです。いつリスニングが始まっても良い準備は、試験冒頭に必要だと考えましょう。また例年10~12分ほど時間が取られますので、長文読解に手が回らないことが無い様、準備時間をスピーディーに行いましょう。
・語彙・文法(標準のみ)は確実な得点源です!1点配点が多いですが、どれだけ教科書の単語を覚えていられるかが重要です。
※アルファベットはきちんと書けますか?aとu、hとn、rとvの区別ははっきり書きましょう。あと、字が小さい人も気を付けましょうね。5ミリほど大きく書くと良いですよ!
(選択記号の「ア」と「イ」も丁寧に区別を!高校によっては不明瞭は×ですよ!!)
・長文①はA問題・B問題の2題構成となっています。長文というよりは、中文程度でしょうかね。
・A問題は「スティーブについて」→「由香のスピーチ」→「高夫の感想」と身近?なテーマに沿った文章です。どれも主題が分かりやすいです。小問としては文章中の空欄補充が必ず出題されており、最後には主語と動詞を含む1文で書くという方式です。最終問題は、「Where did Steve go~」「How did Yuka feel~」「What did Takao start~」と、疑問詞+過去形の疑問文で聞かれています。つまり、答えとして主語(HeかSheか)+動詞の過去形(特にwent、feltと不規則動詞に注意!)の出だしを抑えられるかに注目です。これだけで中間点をいただけますよ!
・B問題は図が絡んだ問題です。短時間で表や図を解析することが求められます。また、こちらも最終問題は疑問詞の絡む問題。これはA問題よりも若干やっかいで、「I(一人称)」から始まる自分の考えとなっています。ただ、これは主語はIで確定。動詞はよく見て(助動詞付きに注意!)簡単な英語を書ければ乗り越えられるはずです。
・長文②は問題文で1ページ使われます。標準、裁量ともにここでまずは差が付きそうですね。最終問題は長文内容に関連した文章・会話文が出されます。標準問題ならばここに20分近くは残したいところですが・・・
■裁量問題について
・長文③(裁量問題)はA問題とB問題の2題構成となっています。
・A問題は会話→ディスカッション→メールと2名以上の双方向のやり取りを読み取っていきます。テーマも星座→農業→オーロラと、自然環境や社会に絡んでいますね。さらに英語で書かれた表や図が出され、本格的です。数学を絡めた問題はそろそろ出てこないかなーと妄想しています笑
・B問題は24字以上かつ2文以上の自由英作文です。これは裁量対策で行われていると思いますが、何故2文以上なのかというと、①まずは自分の結論を示す ②その理由を示す この2つの要素を見るために2文以上にしましょう、ということです(実際は3文になるのかな~?)。
・例えば昨年度(H28)のテーマが「①何を紹介するか②外国人に勧めること」という課題になります。シンプルに①自分(I)が何を伝えたいか(will tellなど)②勧める文章(Why don't you / Let'sなど)が書かれているか、①と②の前に理由を簡潔に書けるかどうかという方針になります。言い回しは知識が必要になるので、この辺りは整理したほうが良いと思います。
今回は以上です。次回は国語の予定です。
お疲れさまです!