日頃よりブログをご覧のみなさま、有難うございます。
さて、今回このようなショートストーリーでしたが、実は
この場面の物語や営業マン、上司の動向や言動は、
今まで自分が体験してきた世界そのものです。
数年前は今の様なインターネットを中心とした、不動産
探しが現実味になるとは、全くもって思いもしないものでした。
自分自身、広告代理店の営業の方が会社に来るたびに、
「反響結構ありますよ!広告の作成は得意ですから!」っと
言っていた事が、ほんの数年前の出来事ですが、その時は
こうした現在の状況など絵空事のように感じていました。
ちょうど2年ほど前、いわゆる【サブプライムローンの破綻】の
頃からか、今後その余波は必ずこの日本にも直撃するのでは?
っと思っていました。
ちょうどそのころは、当社にも高崎市に支店もあり、売上的な事も
含め、支店では大手建売ビルダーに偏った、売上が否めませんでした。
その後、徐徐に買主を集客するといった行為自体が、何故か
ナンセンスに感じるようになり、
【自分が求めている不動産会社とは何ぞや?】
【今のままで、この先5年10年後も、同じスタイル・手法が
本当にお客様に支援されるのか?】
こんなことを考えるようになり、2年ほど前からいつも頭の片隅には
あったのです。
そうしてもう一つは、営業手法とは?という事を考えていました。
確かに、この業界の方なら共感されるかも知れませんが、いわゆる
即決・・・無理強いしながらお客様に強要するかのごとくの手法は
すでに2年前には、ある種の限界が来ていたのではないでしょうか?
そんな手法が通用するという事は、今までの不動産業界が、その
ブラックBOX的な、法律や物件情報の提供スタイルだったからこそ
何も知らないお客様は、いとも簡単に返事をしていたのではないかと、
今は実感しています。
では、インターネットや情報の流動が今のようにならなかったら・・・
はたして、今までの手法は、今でも通用していたでしょうかと聞かれれば
たぶんYESでしょう!
しかし、多くの不動産会社の望むような世界は、今まさに轟音を立てて
崩れ去ろうとしています。
お客様を掌に乗せ、あたかもお釈迦様が悟空をもてあそんでいるかの
ごとく営業するといったスタイルは、間違えなく今後近い将来なくなるのでは
無いかと思います。
また物語でも出ましたが、現在新聞折込広告での集客はすでに
ナンセンスというよりも、経費の無駄遣いとしか言えないと痛感します。
その広告には・・・
【最新物件情報満載!】とか【ご来店の方にプレゼントが・・・】とか、
【お客様サービスNO1】なんて記載している広告が多いのですが、
はたして、今の不動産探しのお客様には、そういった文言ではなく、
正確かつ迅速な情報提供がまずは不動産会社のスタートラインなの
ではないでしょうか?
まして、終了した物件をおとり広告の様に、いつまでも掲載している
会社すらまだまだあります・・・・
しかも現在は情報が溢れるようにある時代であり、携帯サイトや
PCでのネット検索は、今やスタンダードであり、広告自体の情報が
古い事をすでにお客様自身がしっているのです・・・・・
だからこそ、折込広告を入れ続けるという事自体が、お客様の
お問合わせ(反響)1件につき、単価がいくらとなり、結果、物語でも
登場しましたが、きつい営業(クロージング・詰め)に発展するのです。
ちなみに、私自身は【聖人君子】でもなんでもありませんし、まして
この業界を批判しているつもりもありません。
多くの会社はみんな必死になって、営業している事かと思いますが、
それでも今までのスタイル自体が、今この2009年には、ほぼ崩壊して
いるような気がしてなりません・・・
しかし、少子化が騒がれ始めてすでにかなりの月日が流れましたが、
今後も不動産業自体は、無くなることは絶対にありません。
【衣】・【食】・【住】は必要不可欠なものですので、今後も不動産業は
皆様にとって必要な会社です。
だからこそ、今後5年でどう変わるべきなのかが、今の不動産業界では
必要なのかも知れないと思います。
それでは・・・・・どのように変わっていくのでしょうか?
物語でも3社が登場しましたが、「お客様に選ばれる会社」、地道に
努力とお客様への対応(応接)の出来る会社が、今後の不動産業界の
スタンダードになって行くことかと思います。
建売主体の会社では、今後会社都合の土地の分割の仕方ではなく、
お客様主体の分割や建物のデザインが、必要不可欠となるでしょう。
また、仲介業者はいかに迅速にかつ、正確に、そしてお客様のライフ
スタイルに溶け込むような営業が必要です。
会社のやり方をお客様に強要するような会社(クロージング部屋)の
有るような会社は、間違えなく衰退の一歩を今まさに、進んでいく事でしょう!
5年後といわず、実は物語の出来事は、今まさにその先駆者たちが、
すでに始めている事実の営業スタイルなのです。
【ネット不動産】の営業スタイルが顧客に選ばれているという事実が
すでに不動産会社主体の営業手法は、現在(5年後)のお客様には
見向きもされない現実なのです。
自分自身でさえ、1年前の自分を否定することが多々あるのですが、
時折【本当にいま行っている事が、正しいのだろうか?】と思う事があります。
しかし、その反面【やっぱりいま行っている事が、自分達の将来を明るくし、
そして、本気でお客様に支援されたい!】と思う事が、この半年で前者よりも
思う機会が増えてきています。
しかし、ホームページを開けば、はたして良い結果がでるのでしょうか?
その辺も踏まえ、次回に書き込みたいと思います・・・・
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