脊柱管狭窄症は、椎間板ヘルニアの症状と比べて、なぜ治りにくい?? |  4DS姿勢革命!巻き肩、脱力で人生は好転する♪堀和夫

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同じ硬い筋肉にも種類があります。狭窄症とヘルニアの症状では筋肉の硬さの質が違います!!


狭窄症の筋肉は、表面もパンパン、奥の筋肉も硬く、炎症のない腫れたような状態です。(酷いむくみと筋拘縮が同時に起こった感じ)


酷い症状ほどこれが全身で起こっている場合が多いです。


 左右、両側で起こります。


背部、臀部、ハム、腹筋などの後面の筋はもちろんのこと、前面の筋肉もすべて硬さの違いは前面の後面でありますが、パンパンです。



椎間板ヘルニアの筋肉質は、程度にもよりますが、筋拘縮があっても狭窄症ほど、腫れたような状態ではありません。


皮下がパンパンに腫れたような状態があったとしても、局所的な場合が多いです。


例えば、左臀部だけパンパンに張っている状態。






まとめると・・・・・



椎間板ヘルニアは、片側(右か左か)、拘縮も局所的(臀部だけとか腰部だけ)、むくみのような腫れがなくても、、坐骨神経痛が起こります。

痺れる場所は局所的で、親指だけとか、小指側だけとか、神経分布に沿っています。



狭窄症は、両側(左右)、拘縮も全身的、(特に、左右臀部、ハム、背部全体、腹部など前部も全体)

坐骨神経津のような症状も左右起こります。


痺れの場所は、脚の裏全体とか、全指先とか神経分布に沿っていません。


特徴としては、間欠性跛行ががみられます。歩行しているとだんだん足が痺れたり痛くなり、休むと回復するのが特徴である。


 なぜ、間欠性跛行が起こるかもいつか書かなくてはいけませんね!!


それでは、「なぜ、椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症では筋肉の質が違うのでしょうか?」


昨日のブログに答えが書いてあります。下記リンク


http://ameblo.jp/creaidea/entry-11895427355.html




 答え・・・


狭窄症は全身症状であり、末梢にも中枢の神経にも影響を与えている。

また、施術に当り、神経性拘縮の解除と、循環性解除の両方をやらなくてはいけないので、治癒に時間がかかる!!



椎間板ヘルニアの筋肉の硬さは、「神経性拘縮によるものがほとんどである。もちろん、ケースによっては循環性拘縮のMIXもある。」



脊柱管狭窄症の筋肉の硬さは、「循環性拘縮がメインであり、また、神経性拘縮も同時に存在し、全身で起こっている。」




簡単に言うと、ヘルニアは、不随意に神経が筋肉を硬くさせている。


脊柱管狭窄症は、循環不良、解り易く言うと、浮腫みと神経拘縮の両方で、筋肉を硬くさせています。


この違いが筋肉の硬さの質の違いを生みます。



なかなか話が前に進まないが…



脊柱管狭窄症は拘縮と痙縮、固縮 を伴います。 


痙縮、固縮 は、錘体路や錐体外路の障害によって起こります。 


それは中枢神経(脊髄本体)に影響を及ぼしているからです。



椎間板ヘルニアは、末梢神経のみに影響を及ぼしています。



「明日はなぜ脊柱管狭窄症の症状が起こるか??」また、「脊柱管の狭窄があっても、症状が起こらないのか??」


を書きます。




このブログは連載しています。



第一話 下記リンク


http://ameblo.jp/creaidea/entry-11895242899.html


第二話 

http://ameblo.jp/creaidea/entry-11895427355.html