急性期のぎっくり腰と急性の脊柱管狭窄症は、、筋肉は硬くなっていても全く違った性質を持っています。
まず、何が原因であれ、筋肉が硬くなることを硬縮と呼ばせてもらいます。
その中に、拘縮、痙縮、固縮などがあります。
まず、拘縮とは、「活動電位の発生を伴わずに起こる持続の長い非伝導性の可逆的収縮」
解り易くいえば、「静止時でも常に筋が緊張している状態で、刺激(処置)を与えれば緩和する!!」
関節可動域制限があるときは必ず拘縮があります。
ぎっくり腰は拘縮のみです!!
しかし、脊柱管狭窄症は、拘縮と痙縮、固縮が伴う場合があります。
固縮は、錐体外路障害を思い浮かべますが、狭窄症では、筋トーヌスが亢進しているだけでしょう!!
筋トーヌスとは・・・
骨格筋はたえず不随意に緊張した状態にありそれは正常です。伸展への抵抗、関節の過度の運動阻止、姿勢保持をしています。
これが過剰になると、固縮になります。
痙縮(スパズム)では、錘体路障害を思い浮かべますが、痙縮は、うつ病やパニック障害また、狭窄症の人にも起こります。
「折りたたみナイフ現象・・・・関節を曲げるときに最初は固くてもそのあとは軽くなる!!」が起こります。
まずは、筋肉が硬くなることでも、全く違うことが、狭窄症と、ぎっくり腰では起こっていると覚えておいてください!!
まずは基礎から…この話続く!!
「末梢神経の絞扼障害と、椎間板ヘルニアまたは脊柱管狭窄症といった脊柱部における症状とでは、痛み・しびれ・異常感覚の出方において、生理学的になにか違いがあるのでしょうか?」
・・・という質問が来ましたので、これに答えていきたいです。
「大腿筋膜張筋」について書いていこうと思ってましたが、急に話題を変えます。(謝
私の狭窄症リンク先 下記
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11300229498.html
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11298835091.html
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11294881070.html
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11286274126.html