昨日の早朝フライトで大分から戻って着ました。
さて、大分では“実家の安全対策”と“畑の耕し”そして“ツーリーング”をして過ごしました。
大分滞在中に母とクイズ番組を見ていたら
❝親と過ごせる時間はあとどのくらい?❞とのお題が出題されていました。
親の平均寿命から現在の年齢をひいて余命が導き出して、1回の帰郷で何時間一緒に過ごすかで計算します。
例えば僕の母は84才、母の平均寿命は86.5才。
余命2.5才 年4回帰郷して平均4日会って1回3時間とすれば120時間となり、
24時間換算ではあとたった5日間しか一緒に居れないとなります。
その様に考えると親孝行に精が出ます。
丁度母が通院する病院の先生から『部屋の中で転ぶリスクを減らす事をお考えください。』とお手紙を頂きました。
母は知らないうちに週2回のリハビリを1に変えていました。
母の体調の悪化を心配された先生から手書きのお手紙を頂き本当に有難かったです。
早速、母の行動分析をしました。
①神棚が高くて踏み台を使って毎朝お供え物やお花の入れ替えをしていました。
②物干しは腰が曲がった母には既に高すぎて脚立を使っていました。
③冷蔵庫は、一番高い位置に冷蔵室が有るので高すぎて椅子の上にのっていました。
④エアコンのリモコンも高すぎてとどかなくて背伸びをしてとっていました。
⑤10m程の渡り廊下には小さい豆電燈しか無いので足元がおぼつかない。
⑥切れない包丁で爪先立ちで体重をかけて切っているので危ない。
気が付いた危険を一応全て取り除きました。
神棚の前にお供え物用の台を設置しました。
物干しは40cm下げました。
冷蔵庫は背の低い冷蔵庫を購入。
エアコンのリモコンは手の届くところに付け替えました。
渡り廊下には人感センサー付きの電燈を5個取り付けて歩く先を順番に照らす様にしました。
更に容易に電燈のスイッチが入れ易いように電燈のスイッチの紐を母の背丈に合せて長くしました。
切れない包丁で怪我でもしたら大変ですから包丁も全て研ぎました。
見るからに危なかった!!
ちなみに母が使っている踏み台は僕が子供の頃親父が僕を散髪する時に
座らされていた物です。
親父の手作りで半世紀以上の年代物。
余談ですが左に見える仏様は母が彫りました。
お寺の娘で信心深いのです。
今回は医師のアドバイスで母の動作分析をしたのですが
思いの外実家にはリスクが沢山有りました。
反省しました。
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