1月読了本 2(購入分・借り物) | 戯言cafe

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好きなことを好きなように。

風の王国 抱玉の臣/毛利志生子

今更ながら、王妃という立場の重さを感じた。
ささやかな決断一つで、国に不利益をもたらすこともある、綱渡り状態なことも。
翠蘭もラセルも、最初に比べると随分成長したんだなぁ…。


ゼロの焦点 /松本清張

戦後の混乱時、ひょっとしたらどこでもあったことなのかもしれない。
当時と考え方が随分変わったせいか、殺人の動機が、
そこまでしなくても…とか思ってしまうんです…。

母が松本清張が好きで、テレビのドラマは一緒によく見ましたが、
本を読むのは初めてでした。映像ほど、作品に暗さを感じなかったなぁ。


小説・夏目友人帳 /村井さだゆき

アニメのシナリオを書かれてる方の小説なので、
漫画とはまた違う雰囲気の夏目友人帳でした。
妖の音が一番好き。


妖怪アパートの幽雅な日常 1/香月日輪

読み出したら止まらなくて、一気に読んでしまった。
妖怪だから、人間だから、なんて枠に縛られず、大切な何かを与えてくれる
関係って素敵ですね。
クリとシロの話に、泣きそうになりました。
母親が、そこまで執着する意味が分からないよ!