四八(仮) 岐阜 | 戯言cafe

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メモだけでもかなり長かったので、分けました。
うまくストーリーを追えなかったらごめんなさい(^^;


岐阜「火葬場の町」
岐阜県山間部のA町で、崖崩れが起きた。
公民館が土砂で押しつぶされ、式典のために集まっていた町民が全員死亡。

この町では、戦後だけでもこのような大きな厄災が降りかかっている。
そのたびに多くの死者を出し、その遺体のほとんどが町はずれの火葬場で
火葬されてきた。


高校生の滝園信也は、土砂災害の被害に遭った叔父の葬式に参列していた。
式が滞りなく終わり、火葬場へと向かうと、別の遺族が納骨しているところだった。

この火葬場が稼働すると、いつも妙な音が聞こえてくる。
戦前に建てられたから、どこかガタがきているのかもしれない。

ぼんやりと建物を眺めていたら、友人の井川浩二に会った。
彼は土砂災害で、父を亡くしていたのだった。
火葬場から妙な音が聞こえてくることを浩二に伝えると、彼の祖母は昔、
こんなことを言っていたらしい。
「この火葬場でだけは焼かれたくない。土葬にして欲しい」
・・・結局は、この火葬場で焼かれたらしいが・・・。


火葬場の裏手の見知った顔を見つけ、2人は様子を見に行ってみた。
芋畑の奥に、草木が生い茂った辺りに、小さな小屋があり、そこへクラスメイトの
影野が入っていたのだ。
その小屋は、残灰置き場。
そんな場所で何をしているのか、こっそりと覗いてみると、
影野は一心不乱に食べていた。
・・・人の骨を・・・。


次の日、浩二がメールで別のクラスメイトに知らせたため、影野の話は
クラス中の噂になっていた。
隣のクラスの、やたらと影野に絡む不良が真実なのか詰め寄るものの、
まさか人骨を用意できるわけでもなく、結局その噂の真相は明かされることは
無かった。

父が亡くなって休んでいる浩二が、一週間経っても学校へ来ない。
不審に思い、数日前から連絡を取ろうとしているが、全く連絡が取れなかった。
HRで、数日前から井川浩二が行方不明になっていることを担任に
告げられたものの、理由に思い当たることが無く、信也はただ戸惑うばかり。

浩二の恋人に心当たりを聞いてみると、彼は居なくなる前、
「亡くなった父から電話がかかってきた」
「父が火葬場から呼んでいる」と告げたらしい。


浩二が姿を消した辺りから、町の住民が年齢性別に関係無く、
1人、1人と姿を消し始めた・・・。

滝園信也のクラスからも、影野と彼の恋人の江見が姿を消した。
最近、妙にイライラして周りのものに当たったりと、やたらと奇行が目立っていた。


行方不明者が見つかったという話は全く聞かず、もんもんとしている中、
失踪したはずの江見から電話がかかってきた。
「明日の朝10時に、火葬場で会いたい」
なぜ火葬場なのか、問い詰める前に一方的に切られてしまう。

そしてすぐに、浩二の恋人の福沢玲子から電話があり、彼女の方にも浩二から
電話があり、なぜか火葬場で会おうと言われたらしい。
悩んだ末に、江見との約束したことを話し、2人で行くことにした。
火葬場の近くで物陰に隠れ、待ち合わせの時間まで様子を見ることに。

火葬場の中から、姿を消したはずの浩二と江見が現れる。
二人ともなぜか喪服を着ていたが、今日は葬式の予定は無かったはず。
すぐに浩二に駆け寄ろうとする玲子をなだめて、さらに様子を見ていると、
浩二はすぐに火葬場へ戻ったが、江見はそのまま誰かを待っているようだった。
一時間後、見知らぬ男性が現れ、江見は彼を連れて火葬場の中へと消えていった。

しばらくすると、火葬場が嫌な音を立て出した。
中に連れて行かれた男性が、焼かれているのでは・・・?

そういえば、この火葬場の煙突から、煙が上がるのを見たことが無い。


このまま様子を見ていたら、浩二が焼かれてしまうと玲子が飛び込み、
慌てて後を追いかける信也。
底で見た光景は、人骨を取り囲んで、一心不乱に食べ続ける人たちの
姿だった・・・。



その後の展開は伏せますが、全体的に所々おかしかったりします(^^;
声色を変えれると言ってたくせに、なぜか死んだ人の姿まで取ってたり。
このシナリオも、選択肢がいくつかあるため、選択肢によっては
バッドエンドまっしぐらみたいです。
(今回は、助かりました)
けど、やたら長くて、さらに既読スキップが出来ないので、
やる気をそがれます(--;